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2008年1月

ミックスルチル

先週「雪が降らないあたたかい冬ですね」なんて書いたのに、火曜日には東京でばっちり雪となりました。降ってくる雪の美しいこと。寒さをしばし忘れて、窓から眺める景色を懐かしいような想いでながめました。雪深い地域に住んでいる方には、雪は生活の障害・危険ともなることがありますが、一面を真白に変える美しく冷たい雪は人の心に安らぎをもたらし、悲しみを癒してくれるようにも思えるのです。

さて、ブログを書き始めて困っているのが写真です。私の撮影機材と言えば、携帯付属の3Mのカメラのみ、画像修正なし載せているので、ひとつの石に対して条件を変えて2-3枚撮り、実物の印象に近いものを選んで載せています。そして、思ったとおりの色に写らないこともしばしば。

けれど、このミックスルチルは本当にそのままに写りました。実物との差がほとんどなく、実物もとても可愛らしいブレスレットです。これは一連980円で仕入れて、好きなビーズを選び、ブレスレットにしました。ルチルクォーツのイメージと言えば、刺すような印象を感じるのが多いのに、これはオレンジと黄色の細い針が柔らかな印象で、今の季節にもぴったりな温かみを感じさせます。

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アクセントになっているのはブラックルチル(トルマリン入りクォーツ)のビーズ。針の数が少ないので、ブラックルチルというよりは、トルマリン入りクォーツと言ったほうが良いのかもしれませんね。このブラックのビーズは本当に格好よくて素敵です。今はブラックルチルの透明なものは市場になかなか出てこないそうですが、見つけたらその美しさを堪能したいなーと思っています。

ルチルは金色のものが金運、銀色のものが精神的な防御、赤系統のものが恋愛・子宝、青系のものはインスピレーション、緑系のものは健康、黒のものは仕事等によいそうです。どれもマイナスのエネルギーから守ってくれ、意外にどんな服にも合いますよ。

追伸:本来ルチルクォーツとは、水晶の中に金紅石(きんこうせき、と読みます。2酸化チタン)が針状に入っているものをいうそうです。光に透かすと、きらきらと金属的に光ります。このため、光に透かしても金属的に光らないトルマリンやぽわぽわした角閃石が含まれているものは、厳密にはルチルクォーツではないことになります。一般的には、水晶の中に「針状のものが含まれているもの」をルチルと分類しているようです。上のブレスレットは、本当にまちまちで、金属状にきらきらした輝きを見せるものと、そうでないものが一緒になって入っています。このブログではカテゴリーを一般的な分け方で分けてみました。

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スモーキークォーツ・ブレスレット

雪が降らない暖かい冬ですが、それでも寒さでタイプする手が冷蔵庫で冷やしたミネラルウォーターのように冷たいです。冬だなーって思います。おこたつにあたって、本を読んだり、好きなものを眺めて気分転換を図るのは大好きな一人の時間です。

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今日はスモーキークォーツのブレスレットを紹介します。64面カットのの8mm丸ビーズを繫げただけのもので、ビーズは天然石を含む大きなアクセサリー用品店で1000円で買いました。(ブレスレットを作っても2-3玉余っているので、これは別のアクセサリーに使おうと思っています。)

発色が少し強く、均一なので、多分照射処理(コバルト60)で作られたものかなと考えています。本当はただ丸玉に磨いただけのビーズが好きな私ですが、この時には、スモーキークォーツの多くが処理されているということを知らなかったんですね。ただ買い付けの業者さんも知らない、わからないということが多いので、天然そのままが好き!という方は面倒でも信頼できるお店を探しましょう。

もちろん処理されていても鉱物的にはちゃんと「スモーキークォーツ」なので、気にしないで使うのも選択かなと思います。石を眺めたりするのは、私にはカラーセラピーの側面もあるんだもの。

スモーキークォーツはざわついた気持ちやいらいらした心、不安な精神を抑えてくれるよう働いてくれます。また、「むきーっ」といらいらしてしまうときにも良く効きます。前は、「茶色の石なんて」と全く持っていなかったのですが、最近は落ち着いたこの色が大好き。意外なほど魅力のある石です。

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ぺリドット、ペリステライト

週一回の更新で2年間ということは、100本以上記事を書くわけで、そうすると私の部屋に100個以上の石…がないっ。ごめんなさい。そこで月の2番目の更新は急遽私が天然石を入れてつくった小物を紹介させてください。

今凝っているのはブックマーク作り。(ピアスなどのアクセサリーは好き嫌いがあるので難しいのですが、こういった小物だと差し上げやすいのです)

下の写真は3mmのぺリドット、ペリステライト(ムーンストーンとして購入しましたが、おそらくペリステライト)を組み合わせて作りました。ピンクの石は合成チェリークォーツです。12月に誕生日を迎えたお友達に差し上げました。

余談ですがペリステライトはブルームーンストーンの代用品として、「ブルームーンストーンです。」として市場に多く出ています。私はなんとなぁくですが、昔のムーンストーンと違いを感じていたため、ムーンストーンはしばらく買っていませんでした。最近になって「本当は怖い天然石の話」というブログを拝見し、やっぱりと思うと同時に、こういう方がいらっしゃるのは私達消費者にとってありがたいことだなと思いました。興味のあるかたは「本当は怖い天然石の話」で検索してみてくださいね。

が、私はペリステライトはペリステライトで好きです。ムーンストーンと言われてしまうと、「質感が違うかなぁ」と思いますが、青い光がほぅっと浮かぶのは静かな湖で精霊にあったように気持ちになります。1 2

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マラカイト球

あけましておめでとうございます。皆様にとりまして幸多き年でありますよう心からお祈り申し上げます。

子供のころ私は緑色の石があまり好きではありませんでした。どうしてと言われるとうまく説明できないのですが、その当時はたった一つもっていたクリスタルに夢中だったのです。

そんなこともあってか、「緑の石なんて!」(←頑固ですね。。)とさして興味を示さなかったのですが、ごく最近になって、鮮やかな縞模様を美しいと感じるようになりました。写真は20mmの小ぶりなマラカイトです。

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このぐるぐるとした縞の部分が上から見ると丸い目のようにみえるので、天眼石と同じく、魔よけの効果があるそうです。あと人の裏切りを見抜き、持ち主に教えてくれるといわれています。

クレオパトラはこの石を粉にしたものをアイシャドーとして使ったと言われています。(彼女はエメラルドも大好きだったので緑色の石が好きだったのかもしれませんね)アイシャドーにするくらいなので、硬度は3.5-4と低く、衝撃に弱い石です。いいなーと思った方は、アクセサリーよりはポリッシュされた丸玉をおすすめします。眼の模様が美しく見えますよ。

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