ミックスルチル
先週「雪が降らないあたたかい冬ですね」なんて書いたのに、火曜日には東京でばっちり雪となりました。降ってくる雪の美しいこと。寒さをしばし忘れて、窓から眺める景色を懐かしいような想いでながめました。雪深い地域に住んでいる方には、雪は生活の障害・危険ともなることがありますが、一面を真白に変える美しく冷たい雪は人の心に安らぎをもたらし、悲しみを癒してくれるようにも思えるのです。
さて、ブログを書き始めて困っているのが写真です。私の撮影機材と言えば、携帯付属の3Mのカメラのみ、画像修正なし載せているので、ひとつの石に対して条件を変えて2-3枚撮り、実物の印象に近いものを選んで載せています。そして、思ったとおりの色に写らないこともしばしば。
けれど、このミックスルチルは本当にそのままに写りました。実物との差がほとんどなく、実物もとても可愛らしいブレスレットです。これは一連980円で仕入れて、好きなビーズを選び、ブレスレットにしました。ルチルクォーツのイメージと言えば、刺すような印象を感じるのが多いのに、これはオレンジと黄色の細い針が柔らかな印象で、今の季節にもぴったりな温かみを感じさせます。
アクセントになっているのはブラックルチル(トルマリン入りクォーツ)のビーズ。針の数が少ないので、ブラックルチルというよりは、トルマリン入りクォーツと言ったほうが良いのかもしれませんね。このブラックのビーズは本当に格好よくて素敵です。今はブラックルチルの透明なものは市場になかなか出てこないそうですが、見つけたらその美しさを堪能したいなーと思っています。
ルチルは金色のものが金運、銀色のものが精神的な防御、赤系統のものが恋愛・子宝、青系のものはインスピレーション、緑系のものは健康、黒のものは仕事等によいそうです。どれもマイナスのエネルギーから守ってくれ、意外にどんな服にも合いますよ。
追伸:本来ルチルクォーツとは、水晶の中に金紅石(きんこうせき、と読みます。2酸化チタン)が針状に入っているものをいうそうです。光に透かすと、きらきらと金属的に光ります。このため、光に透かしても金属的に光らないトルマリンやぽわぽわした角閃石が含まれているものは、厳密にはルチルクォーツではないことになります。一般的には、水晶の中に「針状のものが含まれているもの」をルチルと分類しているようです。上のブレスレットは、本当にまちまちで、金属状にきらきらした輝きを見せるものと、そうでないものが一緒になって入っています。このブログではカテゴリーを一般的な分け方で分けてみました。
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