ラピスラズリ・勾玉1
桜が散るさまはひらひらと手を振っていた彼女のよう。なんだか、昔好きだった人を思い出します。(そんなこと言ってないで、しっかり勉強しないか、私よ←talkmaster買おうかな)
春のつつみこむような優しさから、ちょっとしゃっきりする青い石。今日はラピスラズリです。この石はもう10年も私の所にいるとっても可愛い石で、ある時期ずーっと首から下げていたら、ほんのちょっとだけですが汗で変質してしまいました。どうしようかなと迷ったのですが、思いきってそこを削ってしまうことに。(ラピスラズリの硬度は5-5.5、比較的柔らかいのです)
使用した道具は爪やすり。(あぁぁ、真似しないで下さいー。失敗しちゃうかもしれないし。目の細かいやすりならもっとbetterです。)爪を磨くように丁寧に磨いたら、なんとかピカピカになりました。もともとラピスラズリは複数の鉱物が寄せ集まった石のため、中には塩に弱かったり、酸に弱かったりする鉱物もあります。首に直につけるチョーカーにしている方は要注意。(←私)
私にはこの勾玉は「人が横になって休んでいる」ように見えてます。私も休みたい…。特有の金色の部分(パイライト・黄鉄鉱)が少なめなので、紺碧の青というよりは、綺麗な青という感じ。余談ですが、ラピスラズリの青は強い青なので、ちょっとした気分転換に見ると、心にすっと冷静さが入ってきます。すこし目がびっくりする感じ。単調な、でもやらなければいけない作業に飽きてしまった時に続ける力をくれる石だなーって私は感じています。3.5cmほどの、小さな天空です。
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