ピンクオパール・ブレスレット
日曜日には散歩に行きたくなる私です。紅葉の美しさを楽しめるまで、あと少し。時間があったら山梨や長野方面、あるいは鎌倉まで行きたいねぇなんて話しています。だいたい実現せずに終わっちゃいますが、お友達とのそんな気の置けないおしゃべりも楽しいです。
10月の誕生石はトルマリンとオパール。どちらもいろいろな色が楽しめる石です。オパールのうち遊色効果がある(いろいろな色がさざめくように輝く物)ものをプレシャス・オパール、それ以外の遊色がないものをコモン・オパールと呼んでいます。遊色の美しいものは私の趣味の範囲では「無理!」(うーん、ぜんぜん無理ということではないのですが、綺麗なものが欲しくなっちゃう石なので、やっぱり無理です…)なので、コモンオパールのうちのピンクオパールを。
この石は弱冠マーブル調のムラがあるので、質としては今ひとつなのですが、色は綺麗。もう少し色が濃い目で、単一のとろんとした色調のものは珊瑚にも似た質感で、「宝石」という感じがします。(一度ネットで見たことがありますが、ペンダントに加工されていてとっても素敵でした。)
ピンクオパールは厳密にはパリゴルスカイトとクリストバライトという鉱物の混合鉱物で正確にはコモンオパールではありません。でも、ピンクオパールの名前の方が知られているので、市民権を得たものの勝ちという所なのかもしれません。手に入りやすく、可愛らしいこの石の石言葉は「愛の出会い」。はー、ロマンチック。
プレシャスオパールは一時期「不幸の石」と呼ばれた時代もあったそうですが、これはおそらくヨーロッパの乾燥した気候で、水分不足により割れてしまうことが多かったからと思います。(この現象を「クレージング」といいます。日本だったら湿潤な気候なのでそれほど心配しなくても大丈夫ですが、直射日光のもとに放置、また温泉等はかなり危険。硬度も5.5と高いほうではありません。)その後ビクトリア女王の愛する石ということで、宝石として華々しい復活を遂げました。
デリケートで優しい石に守られた10月生まれの方、お誕生日おめでとうございます。オパールは自らの努力に報いてくれる石と聞きます。今の頑張りが実を結ぶ1年となりますように。(私も頑張らないと…←明らかに努力が足んない人)
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