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ラブラドライト・ブレスレット

時々、「この石のことを書こう」と思っていたのに、違う石のことを結局書くことがあります。今日もそんな日で、チェストの上に載っていたラブラドライトを何となぁく連れてきました。見方によったら気味が悪そうな石なのに、何故か愛嬌のある石です。(あ、写真は、何だかとっても写りが良かったんです。実際はこのブレスレットをつけるのに、私はちょっと勇気がいります)

Dvc10186 ラブラドライト。組成:(Ca,Na)(Si,Al)4O8。硬度6-6.5。カナダのラブラドル半島で見つかったことからこの名前がつけられました。気がついている方もいらっしゃるかと思いますが、実はもっと長い組成式を書いているサイトも沢山あります。それはラブラドライトを含む長石という種類が鉱物の中で種類も多く、正確には3つの成分(カリ長石・曹長石・灰長石)がどのように含まれているかで現在は分類されており、ラブラドライトは曹長石が50から30%間、灰長石が50から70%間の割合で含まれているものだそうです。ですので、長ーい組成式はこの割合をも示す形になっています。

ナトリウムを多く含むと曹長石(アルバイト)、カリウムを多く含むと正長石(オーソクレース、ムーンストーンはこの正長石、カリ長石ともいいます)、カルシウムを多く含むと灰長石(アノーサイト)と大まかに分類され、細かくは各成分の割合によって名前が決まるわけです。20種類以上あるんですって…。レインボームーンストーンと言われている、虹色のシラー(本当はラブラドレッセンス)が見えるものは組成の割合を見ると、このラブラドライトに分類されます。ただ地の色が無色なんですね。良くあるタイプのサンストーンは曹長石:灰長石が90-80:10-20位の灰曹長石(オリゴクレース)で、赤のアベンチュレッセンスを見せるもの。ぺリステライトは、正長石と曹長石の間から、曹長石がちょっと多いものと私は理解していますが(2009年6月13日加筆:曹長石に近いもののようです。)、もっと詳しい方がいたら是非教えてくださいね。

Dvc10182 長石の話はこの辺で。このラブラドライト、ちょっと得体の知れない石だなーと思っていたのですが、何でも直観力を養ってくれる、とか宇宙からの啓示を受けられる石といわれているそうです。ラブラドレッセンスが浮かび上がる様子は確かに何かを教えてくれそうな感じ。個人的には、「もののけ姫」に出てきたコダマを思い出します。

地の色の濃いもので、透明感があり、クラックのないものが良いものだそうです。これはトップグレードのものではありませんが、手のひらで転がすとラブラドレッセンスがくるくると表情を変えるのが楽しめます。じーっと見ないとスターが見えないとかいうレベルではなく、誰にでもよく見えるのがいい所。

女の子向けのブレスレットには考えてしまいますが、男性用なら私一押しの素材です。(水晶や、タイガーアイのブレスレットをしている男性の方が多いのですが、ラブラドライトだったらちょっとミステリアスな印象を与えると思うんです。水晶やタイガーアイほどには知られてないですし)

風邪など召さぬよう、よい日曜日をお過ごしください。

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