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2008年12月

レッドルチル・ブレスレット

年の瀬も近づき、何だか慌しくなってきました。あれもこれもしなくちゃいけないのに、寒さに動けなくなってしまいそう。そんな師走に底力を与えてくれそうな石を。

Dvc10205レッドルチル。クリスタルに金紅石(二酸化チタン)が入ったものが本来はルチルと呼ばれるべきものですが、一般的には針状の結晶が入ったものをルチルと大まかに言っています。これはその中でも赤ルチルといわれる、金紅石の入ったタイプのものです。(角閃石の入ったタイプのレッドルチルはもっと柔らかな感じで、針は光にきらきらするようなことはありません。)これは赤というよりは、茶色に近いのですが、太陽の光が入ると赤みを帯びているのがわかります。

ルチルの中では私は赤が好きで、思わずみとれてしまうことも。(ルチルクォーツは価格帯も様々で、物凄い値段のついたものを時々見かけますが、採掘量は結構多いはず。いろいろ探して納得のいくものを買うのをおすすめします。個人的には安めの石と感じるくらいです。上のブレスレットは6mmを32個使ってます)

Dvc10204 先週のインカローズとは違い、肉体疲労に!といった感じの力強い赤。生命力を意味するそうで、そこからか夫婦和合・子宝にもいいと言われています。(←この辺は中国でもてはやされてきた感じが良く出てるなーと思います)一言で赤ルチルといっても、色の感じはオレンジっぽいもの、赤銀(光に透かすと銀がよく見える、針の細いものも綺麗です)、赤のほわほわしたかんじのもの、と様々です。

個人的には、ブレスレットにしてあっても、ルチルは見て楽しむ事の多いクリスタルです。太陽の光が入っている所が一番好き。今日が晴れていて良かった。角閃石ルチルはまた違った趣ですが、金紅石の入った(正統派?)ルチルは秘めた強さを感じさせるので、むしろ自立してお仕事を持ってる女性にぴったりかなと思います。

ところで、今年も最後の更新となりました。ブログに来てくださった方、本当にありがとうございます。お身体に気をつけて、是非是非、素敵な年をお迎え下さい。All the best for 2009!

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インカローズ(ロードクロサイト)・ピアス

クリスマスまであと少し、風邪などひいていませんか。クリスマス色(というわけでもないけれど、雰囲気がね、いいんです)のアルゼンチン産インカローズです。写真では色が少し薄く映っていますが、3A´(←自己採点。)くらいの綺麗なものです。

Dvc10220組成と硬度については以前書いた記憶がありますが、念のため。MnCO3の硬度4です。とってもデリケートで割れやすい石なのに、こんなに人気のある石も少ないなーと思います。そういう私も好きな石です。エヴィータ、アルゼンチン大統領夫人になったエバ・ペロンもこの石を愛したと聞いています。

今日のピアスは「インカローズが気になるわ」と話してくれた私のお友達に。以前学校が一緒だったのですが、今は家庭に入っていらっしゃいます。

とっても色の白い彼女なので、石のボリュームにつりあう感じの太さのシルバーのピアス金具にしました。ペルー産よりは、やはり色が明るいので子供っぽい印象になってしまわないか少し心配ですが、愛情と情熱を呼び覚ますといわれる石。元気のないときにも効きます。食べたら元気になりそうな果実の色。(余談ですが、決してピンクではない、この色相の石はとても貴重です。え、ルビーはって…実はもう人工でかなり美しいものができるようになってしまっているので、天然を求めた場合、不安がつきもので。。。ちゃんとしたところで買えば買えるんでしょうが、ちょっと私は腰がひけちゃいます)

Dvc10218 とにかく割れやすい石なので、石の上下にシリコンのクッションを入れました。自分で穴を開けたこともありますが(ほんとに簡単)、ドリルがあたり始めるところからもう白くなっていってしまうくらい、脆い石です。女の子の心のように繊細。

このくらいの細工ものなら、ちょっと練習すればすぐ作れるようになるので、気に入った石をみつけたら、自分で工夫するのもお勧め。(私は細工で魅せるものを作る自信も気力もないので、石そのものをじっくり探します。あぁぁ、デザインセンスのある人ってうらやましいわ

どうぞ、素敵なクリスマスを過ごしてくださいね。

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ラピスラズリ・スフィア

瑠璃といったら、この鉱物。12月の誕生石でもあるラピスラズリ。なんだか名前だけでも、何かの呪文のようで、神秘的な石。幸運のシンボルです。

Dvc10199 組成:(Na,Ca)8(AlSiO4)6(SO4,S,Cl)2、硬度5-5.5と柔らかい石なので、これも取り扱い注意物件です。これは長い組成式からもわかるように、複合鉱物で、ラズライト・ソーダライト・アウイン・ノゼアンから構成され、方解石・パイライトが入っているものもあります。パイライト(黄鉄鉱)が入っているとちょうど紺碧の夜空に星が映えるようで大変美しいです。ホワイトマグネサイト(ハウライト)を染めて、ラピスラズリとして売っていることもあるようですが、「怪しいかも…」と思ったらこのパイライトが入っているものがおすすめ。(ハウライトはパイライトと一緒に出てくることはほぼないので、金色のパイライトがきらきらしていたら本物と思ってもらって大丈夫だと思います。(もちろん青一色のものも綺麗なんですけどね)

Dvc10185 この石は私も大好きで、複数個持っています。今日のこの石はその中では一番大きくて4cm位。青ですが、決して冷たい感じは与えません。クリスタルは眺めていると冷え冷えしちゃうところがあるのですが、ラピスラズリはどこか温かい感じがするんです。

12月の誕生石は他にターコイズ、タンザナイトもありますが、私はラピスラズリが一番好きです。古来より愛された青、幸運の石に守られた12月の誕生日の方、おめでとうございます。冬の星座を宿したような石に守られる、これからの一年も素敵な年でありますように。

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クリスタル・ポイント

何でたれぱんだの壁紙やねん、と12月最初からとても的を得たつっこみをお友達から頂きました…。いや、だって可愛かったんだもん。12月、早いなーと思うとともに、何もできなかったような気もして、気ばかりあせってしまいます。あぁぁ、クリスマスカード出さなくっちゃ。年賀状もー。

大学が決まって家族と離れ、首都圏に出てきてから独特の寂しさを感じる時がありました。田舎ってやっぱりのんびりしているんです。日暮れになると、鐘が聞こえたり、虫も沢山いたり、小さな庭にも鳥が何種類かやってきて(祖母の家にいくと、凄いぞー。猿やきじが普通にいます。普通に桃太郎できます。)何となく自分だけじゃないなーという大きな生命のサイクルに自分も入っているような気がしていたのですが、東京ってもう「寝るなー」という位元気で、お友達を作るにも忙しくって、仕事以外では頑張らないと(←ここポイント)お友達にも会えなくて。(交通網が発達しているので、みんな足が長い分近くにお友達がいなかったりする)

Dvc10177 とまぁ、やっぱりそんな12月のある日に買ったのがこの水晶です。これは新宿の東京サイエンスで紀伊国屋の帰りに買いました。中に小さく虹が見えます。(ごめんなさい。写真には撮れませんでした)今は中に虹が見えるものを「レインボークリスタル」と呼んでいますが、その時にはどうしてか「ドリームクリスタル」というタグがついていたような記憶があります。(今はドリーム・クリスタルといえば、ハーキマーのことを言っています)

それほど透明感が高いわけでもない、よくあるブラジル産のポイントだったのが、その時の私の切羽つまった状態を示していて何だか可笑しいよう。ちょっとあったかい気持ちになりたかったんだろうなーと思います。

Dvc10181 ところで、これはダウ(先端の面が7角形と7角形でその間が3角形もの)の形になっていますが、これは磨いてその形につくってある感じです。ダウクリスタルとして買ったわけではないので構いませんが、とにかくブラジルでは沢山の水晶がとれるので、ちょっと折れてしまったとしても「磨けばいいや」ぐらいの感覚なんだそうです。イシス等、水晶の形を気にされる方は磨きではなく、原石がおすすめ。

今は寂しさを避けるよりも、寂しさのわかる、優しい人になりたい。なんて思う、12月の日曜日でした。皆様にとりまして良い日曜日となりますように。

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