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2009年1月

ブックマーク・ペア

1年で一番寒い時期、いかがお過ごしですか?勉強の合間のちょっと気分転換に、久し振りにブックマークを作ってみました。正味、15分ちょっとのちいさな楽しみです。

Dvc10226 羽根のモチーフをつけて、あとは、珊瑚(染め)、カーネリアン、チェリークォーツ(合成石)と暖かめの色合いのもの。

Dvc10229 もう一つは、ハニーカルサイト(染め)、ブルークォーツァイト(おそらく染め)、ターコイズ(これは染め等なし)と涼しげな感じに。

Dvc10224 長めのモチーフで、本に挟んでみるとちょっと大人の女性のイメージです。こうなんだか、髪をかきあげると、腕のブレスレットがしゃらしゃら鳴るような。そんな女性に私もなりたいなぁって思います。(そんなことより早く試験終わってー遊んどる場合ではない、しかも新しい携帯いじろうとする場合でもない。

来週は少しゆっくり時間が取れると思うので、その後の「琥珀」について書きます。

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クォンタム・クアトロ・シリカ(と呼ばれている共生鉱物)・ブレスレット

いつごろ春が来るかなーなんていっている今が一番寒いですが、お元気ですか?今は蜂蜜入りのハーブティー(ハイビスカス、レモングラス、ミント、ラズベリーリーフ処方)が専らのお気に入りです。

Dvc10223「クォンタム・クアトロ・シリカ」。シャッタカイト、クリソコラ、スモーキークォーツ、マラカイトが入った、素晴らしいヒーリング力を持った石、と言われています。気持ちの良い色彩。エンジェルストーンとも呼ばれている石で、産地はナミビアです。いろいろな石が混ざり合った様子はアート作品を見ているような気持ちになります。

実は私、この石が出てきたとき「うーん」と考え込んでしまいました。それほど騒がれるほどの希少な石と思えなかったのと、いろいろな鉱物が混ざっているということで、ちゃんとした鉱物標本が存在しない石。出てきた当初は結構高かったんです。で、尚更「胡散臭いなー」って。

それほど騒がれなくなったなーと思った時に、割とリーズナブルで、色合いが気に入ったものを購入したのがこれ。石好きってこれだから。(シリカ系=Siの石なので、そんなに高くない…はず。これは5粒で320円でした。)青、青緑色、クォーツ部分、マラカイト、黒っぽい部分、赤茶の部分と色もさまざまで、全体としては、緑かがったターコイズのような雰囲気です。もともとは銅の鉱脈からとれる二次鉱物(クリソコラ、マラカイト、アズライト等)にクォーツが浸みこんだものなので、アズライトなどよりは硬度が高くて実用に耐えます。

Dvc10267つまり、がさつな私でも、それほど気を使わずにつけられるターコイズ色のブレスレット。(ターコイズは結構柔らかいので、注意が必要なのですが、これは硬度6前後はあると思います)雰囲気としてはインディアンジュエリーに近い雰囲気で、野生人な私にはよく合っているようです。

青のような緑のような、自然のグラデーション。もちろんどんな石でもそうですが、名前に振り回されず、自分の気に入った石を選ぶのが一番(値段は…考えます。←きっぱり)、いいなと思います。

今日も良い日曜日となりますように。

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ガーネット・ブレスレット

随分冷え込んでいる日もありますが、基本的には暖冬で、気軽に外に出られるのがうれしいです。で、お外に行って、好きなコーヒー豆やらハーブやらを買ってきて、おうちで珈琲やハーブティーを淹れる時間の幸せなこと。なーんて言ってる私は基本インドアのお家派です。

Dvc10123今日は私にとっても大切なブレスレット、1月の誕生石のガーネットを。実は、10代の頃はあまり好きじゃなかったんです。色が暗くて、自分の誕生石のルビーと比べたら、絶対ルビーの方がいいと頑なに思っていたのですが、石を集めだすにつれ、ガーネットっていいなと思うようになりました。まず、量がある程度とれて、色目も豊富で、そして何と言っても、処理石がとても少ないこと。ルビーは量も少ないため、市場に出てくるものは、加熱されるわ、含浸されるわで(もちろん全てではありませんが)石本来の質感を楽しめるものというと、とっても限られてしまうんです。が、ガーネットなら、宝石カット用のものを除いても、ビーズでも充分に手の届く値段。そして、グロシュラー(黄緑-緑)、ツァポライト(緑)、ヘソナイト(橙)と青以外の色はほとんど楽しめます。

そして石言葉は努力・忍耐。ガーネットを誕生石にもつ人は、私の友人に限って言えば、やっぱり本当に頑張ります。「あと、もう少し…」というところの我慢が出来るんですね。凄いです。(←我慢が出来ない人)

Dvc10124 今日のブレスレットは、深い赤。アルマンダインかパイロープかは不明です。暗めなので、アルマンダイン<Fe3Al2Si3O12>かなと思います。(ちなみに、パイロープの組成は<Mg3Al2Si3O12>で、何のことはなくて最初の鉄がマグネシウムに変っているだけです。ロードライトは成分的にこの2つの中間だそうですが、どうしてあの赤紫が出るのか不思議だなーと思います。)

私はガーネットといったらやはりこの深い赤に魅かれます。見た目は黒に近いので服、合わせにくいんですけどね…。ただ、少しでも光を通すと本当に綺麗。(暗すぎて…という人ならグロシュラーなら控えめでいいかも。)あと比重も3.8-4.3と重いので、ブレスレットにすると腕に良くなじみます。水晶の比重は2.65なので、比べてみるとガーネットは本当にずっしりとしますよ。

ノアの箱舟を照らした灯りは、このガーネットといわれています。1月生まれの誕生日の方、おめでとうございます。「あきらめる前に、もうちょっと頑張ってみよう」と思わせてくれるガーネットに守られた、これからの1年が実り多きものでありますように。

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モルガナイト・ペンダント

明けましておめでとうございます。新しい年が皆様にとりまして佳き年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。(いろいろ不安なことが多いですが、一日一日を大切に生きていきます)

Dvc10215さて、ごく薄いピンクに色づいたこの石は、モルガナイトです。組成:Be3Al2Si6O18、硬度7.5-8。エメラルドもアクアマリンも同じ組成の石で、エメラルドは微量のクロム、アクアマリンは微量の鉄が含まれることによってそれぞれ、緑・青色になっています。モルガナイトはマンガンが含まれることによって薄いピンクに。ちなみに、無色透明なものはゴシェナイト、黄色のものはヘリオドールといいます。(組成は同じなのですが、発色に関わる微量の元素が違うんです)

ピンクが綺麗な石なのですが、アクセサリーの素材としてあまり聞かないのは、やはり透明な結晶が採れにくいことと、同じような色味ならローズクォーツの方がはるかに安くて綺麗なものが買えるからなのではないかなーというのは私の想像。モルガナイトは不純物を含むことが多くて、アクアマリンのような大きな透明結晶がとれることはとても稀だそうです。そして、宝飾品になりにくい不純物を含んだものの多くは、加熱により内部の鉄分を反応させ、アクアマリンとして市場に出て行っていると聞いています。アクアマリン、大人気。(全部の石が綺麗にアクアマリンになっているのか?という点は微妙かなと思います。あくまで含まれている鉄分に反応して青が出てくるので、鉄分がもともと少なければ、綺麗な青にならないと思うんです)

Dvc10206これも色味はとても薄いので、たまたまこんな形のアクセサリーになってなかったら、アクアマリンになっていたのかもしれないなーと思います。あまり見かけないと思って購入した石ですが、ベリル系の石特有の光をあつめる輝き方はローズクォーツとは少し違い、暗がりでとても映える石。(アクアマリンも夜の女王と呼ばれました。)ローズクォーツより硬く、輝きもシャープなので、量が出てくればもう少し人気が出てくるのかもしれません。宝石言葉は愛らしさ、気立てのよさ、チャーミング、献身、と本当に「理想のおじょうさん」。

愛らしさの象徴として扱われてきたモルガナイト、今年はもう少し女性らしい振るまいができますように。。。そして明るい年となりますように。

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