カルセドニー(ホワイトカルセドニー)・ブレスレット
東京は梅が満開。梅は香りが楽しめるのがうれしくて、ついついお散歩したくなっちゃいます。(きちんと剪定された梅が植えてあるお家があるのですが、梅が見たくて飛び上がったら、お家の人と目が合って朝から笑われちゃいました。)
さて、私一時期カルセドニーにどっぷりでした。カルセドニー、組成:SiO2、硬度:6.5-7。以前(11/30の記事などで)書いたかと思いますが、カルセドニーは水晶と組成は一緒です。何が違うかと言えば、カルセドニーは「潜晶質」といって目に見えないほどの小さな水晶の結晶が集まったもので、水晶は目に見える形で結晶がわかるもの。要するに、水晶らしく形になってるものが水晶で、そうでないものがカルセドニーです。(クォーツァイトはちょっと違って、もともとは水晶としてできたものが、風化しちりとなったものが川底などにたまり、温度と圧力が加わって再度固まったものだそうです。なので、クォーツァイトも結晶はおそらく見えないんだろうなと思います、あくまで想像ですが。鉱物用ルーペでは解像度が足りなすぎて見えないので。)
私は、ぱっと見て透明でなく、ぼんやりとした曇りがあるものをカルセドニーなのねーと理解しています。(かなり大雑把ですが、だってそれ以外にどうしたらいいというのだ)が、このぼんやり、はんなりとした光がなんとも気に入ってしまったのです。ちなみに、カルセドニーに縞が入っていればアゲートです。
真珠ほどには真白ではなく、優しい色。質感は違いますが、見た目はシラーが出ないことを除いてはこのホワイトカルセドニーはムーンストーンにそっくりです。(質感は違います)このおっとりとした感じが気に入っていくつか集めてしまうことになるのですが、実はこの石は小さな結晶の寄り集まりなので、目には見えないけれど、小さなすきまがたくさんあります。そして、そこに簡単に染料が入り込んでしまう、とっても染めやすい石なのです。一応、天然の色目のものを集めたのですが、ひょっとしたら染められてるかも…という疑念がぬぐいにくいのもこの石。こだわる!、という人はルースを買ったほうがいいかもしれません。
白いカルセドニーは精神安定に良いそうです。のーんびりしちゃいます。良い日曜日となりますように。
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