アクアマリン・タンブル
私はアニメも結構好きで、見るほうは見るほうなんですが、今更(本当に今更)SSSの「モザイクカケラ」が、脳内リフレイン止まんなくなってます。もともとは「反逆のルルーシュ」のエンディングだったんですが、最近再びレンタルで見てから、耳にしっかりついちゃってます。声にちょっと癖があるんですけど、テンポとちょっと悲しげな感じが心地いい曲です。(←ちなみに私はルルーシュ好き)石もそうなんですが、あらゆる意味で本当に私は雑食だな…と思うこの頃です。
さて、今日の石はアクアマリンのタンブルです。組成:Be3Al2Si6O18、硬度:8のベリル系の石。アクアマリンの青は微量の鉄分の混入に由来しています。ちょうど2.5×3.5cm位の手のひらに収まる、持っているアクアマリンの中で私が一番好きな石。アクアマリンの一番有名な産地はブラジル、そしてあとはモザンビーク、マダガスカルなんかが挙げられますが、これはインド産。透明度はありませんが、処理なしのグリーニッシュブルーが綺麗です。本当はアクアマリンは加熱しないでほしいなーと私は思っているのですが、青が綺麗で人気が出ちゃったのでコマーシャル的に難しいんでしょうね。私は緑がかったものの方がむしろ好きなくらいなんですが、アクアマリンっていうと、青というイメージはデフォルト設定で、私も緑のものを見るまではやっぱり「青でしょ」って思ってました。
宝飾品としてのアクアマリンだったら、「透明で、色の濃いもの!」をお勧めしますが(その方が価値が高いので。非加熱ならなおベター)、石ころを集めるのがただ好きな私にとっては、ナチュラルで手に持ってその重みを感じられるものが一番。3月の誕生石でもあるアクアマリンはもともとは船乗りのお守りとして大切にされてきました。生きていくのが大変に感じられるとき、覗きこむとこの石は海のようにすべてを受け止めてくれるようです。アクアマリンを嫌いという人はあまりいないんじゃないかと思います。私は結構引っ込み思案で(←誰も認めませんが…)、積極性に欠けるタイプ(←だから誰も認めてませんってば)なのですが、なんだか漠然と不安かも…と思う時はこの石を持ってきて、ぽーんと近くに転がしておきます。
3月生まれの方、お誕生日おめでとうございます。誕生石の中でも、金運やら旅行安全やら(もともとが船乗りの石なので)、恋愛成就やら、こんなに幅広く効能がある石に守られている人がうらやましい!新しい一年も実り多き航海となりますようにお祈りいたします。
P.S. 実はぽんと近くに転がしておいたこの石、その後ポケットに入れっぱなしでうっかり洗濯しちゃいました。(がさつだ…)さすがに硬度8でもともとタンブルだったので割れませんでしたが、割れてもしかたないですからね。本当は。石持ちの方は気をつけましょう。。。
| 固定リンク
「アクアマリン」カテゴリの記事
- いい加減に…(気まぐれ更新・30)(2011.09.11)
- 忘れられない色(気まぐれ更新・26)(2010.08.22)
- 新宿ミネラルショー(気まぐれ更新・22)(2010.06.05)
- 石と過ごす時間(気まぐれ更新17)(2010.03.11)
- アクアマリン・ネックレス(2010.01.17)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント