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2009年4月

石と過ごす時間(気まぐれ更新・3)

週末に健康診断に行ってから、体調を崩す本末転倒な私です…。(あぁ、でも昔からそうだったー。インフルエンザの予防接種で、まんまとインフルエンザにかかってました。←弱い菌を植え付けて耐性をつけるタイプのものは90%以上の罹患率。)かまわず、GWのはじまり、元気に迎えてくださいね。

GWは旅行に行く人も多いかと思うのですが、海外に行ってアクセサリー!っていうこと、あると思います。そういう意味で言えば、私はブラジルかペルーあたりに行きたいわけですが、もっと近場、アジアの国に行っても日本では採れない宝石が沢山見られます。スリランカ、タイ、インド、中国…。

Dvc20169左の写真は父が私にくれたもので、18Kのタイのお土産です。石は私の誕生石のルビー!とのことなんですが、何しろ普通のお土産なので、運が良くても加熱、一歩間違うとスピネルかもしれない濃いピンクの石がついてます…。娘としては、お土産を買ってきてくれたのがうれしいので、もちろんとっても気に入ってます。お父さん、ありがとう!

で、気に入って結構つけていたのですが…、石とその周りだけ少し色が違うと思いませんか?そう、ちょっと黄色っぽいんです。日本で一般に18Kとは、その金属のうちの75%が金、銀15%、銅10%のもののことです。ただし、海外だと、この残り25%の割合が若干異なり、銀の量が増えるにつれ黄色っぽくなります。あと、海外ではニッケルを合金に入れているところもあるので、私を含めアレルギーの人はちょっと気をつけたいところ。(あと、18Kという表示があてにならない!ようなお店では避けましょう。。。)

Dvc20171この写真は私が日本で買った18Kのピアスと一緒に。金の色としては、日本のものの方が日本人の女の人には映えるんじゃないかなって思うので、自分にお土産を買う人も、誰かに買っていく人も、金の色合い、ちょっと気をつけてみてくださいね。(銀はsilver925以上、その金属の92.5%以上が銀のものなら、少なくとも色合いには大きな差は出ないです。ロジウムコートしてあれば、プラチナっぽい輝きになります。時々見かけるピンクシルバーはシルバーが50%、残りが金・銅・パラジウムのものです。)

ちなみに、このピアスは2度ほど私お直ししました。今はピアスをほとんどしなくなってしまったので、いつかイヤリングに直したいなーなんて思っています。…ってその前に、GWに旅行にいけるような身分に早くなりたいです。

よいお休みを過ごしてくださいね。

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インカローズ・ルース

日曜日は朝ごはんの後に、ゆっくりと珈琲かハーブティーを淹れて、お昼までのんびりします。今日は珈琲、うちにはツァッセンハウスのミルがあるというのに、いまだにカリタを使っている私。何となくもったいなくて、使えない…。今のが壊れたら、とは思っているんですけどね。

今日の台の上に出ているのは、そんな「ちょっともったいない」ような気がしてしまう、アルゼンチン産のインカローズです。

Dvc20088 組成はMnCO3、硬度3-3.5(3.7と記載しているところもあるようですが、脆い石という点ではさして変わりません)16mm×22mmのちょっと大きめの加工用のルースです。とにかく表面の磨きが綺麗で、周りの景色が映りこんでしまうくらいに丁寧に研磨されています。インカローズといっても、ピンクの縞の美しい物から、こんな風に赤の濃いものまで様々です。

この石は普段私が買う価格帯の石とはひと桁違う!さんざん悩んで買ったのに、加工となると、「割れそうだわー」と腰がひけてしまって、なかなかお店に持って行けずじまい。結果、乾燥剤と一緒に長期保存することになっちゃいましたが、いつかこの石に合うデザインでペンダントを作れたらいいなーなんて思っています。(でも、ルースとして手のひらで転がすのも楽しい石です)※湿気に弱い石ですから、持っている方はお水で洗ったりしないようにしてくださいね。直射日光もやめた方がいいと、思う

Dvc20089もしこの石にもっと耐久性があったら、カボションだけでなく様々にカットされて、色々な宝飾品になったでしょう。温かみのある赤。脆さを差し引いてもとっても魅力ある石だなーって思います。価格には波があるように感じますが、割とコンスタントに市場で見つけられる石です。(今は閉山してしまったアメリカのスイートホームマインのものは、私が絶対買えないくらいの凄ーっくいいお値段します…ぐっ。)

GWまで、あとちょっと。今日も素敵な日曜日でありますように。

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カルセドニー(ブルーカルセドニー)

夜も今頃はちょうどいい温度で、ついつい仕事帰りに歩き回っちゃいます(学校のない日のみ)。新しい文房具を買いたくなる季節、私は一そろい色鉛筆を買いました。私は基本一日しかお休みがないので(←仕事は土日はお休みなんですけど、母が料理ダメなので、食事当番で。)、お絵描きをして遊ぶなんて時間がとれるのはいつになることやら。

Dvc20061 今日はトルコ産のブルーカルセドニー。カルセドニーに関しては、処理されているものが多いので、無処理と明記してあるものを選びたいなと思っているのが嵩じて、ごろっとした原石を買ってしまいました。(こういう色でルースだとちょっと高いんです。)大きさは3cm×3cm×4cmくらい。SiO2で硬度は6.5-7前後。2年くらい前に買ったもので、ルートによるんでしょうが、同じ石は、同じ時期に出回ります。

私の持っているカルセドニーの中では透明度が一番低くて、ぱっと見エンジェライトに見えるような青なのですが、やっぱり透明感をたたえています。「ある」ではなくて「たたえている」という感じがぴったりくるような。石そのものは透明では全くないんですが、透き通ってしまいそうというか…うーん私もそんな女の子になりたかった(私のイメージは透明感ゼロ、原色:赤。←友人談)空がその果てにある宇宙を感じさせる青とでもいうのでしょうか。

Dvc20062何にせよ、私の憧れを掻き立ててやまないペールブルー。

エンジェライトは真珠光沢ですが、カルセドニーは石英質なので、磨けば綺麗に光るはず。ちなみにこういった透明でない、カルセドニーなどを磨いて得られる光沢は「脂肪光沢」といいます。(←もう少し良いネーミング希望)琥珀やトルコ石は、「樹脂光沢」でほとんどの透明な石は「ガラス光沢」。但し、ダイアモンドや、白鉛鉱みたいにギラっとして屈折の高いものは「ダイアモンド光沢」といわれます。

そうそう、先週書こうと思っていて忘れちゃいましたが、BASARA(なぜ、アルファベット?)ううん、「バサラ・婆娑羅」はもともとはサンスクリット語で、「ダイアモンド(vajra)」を指していたそうです。気がついてもいいはずなのに、最近まで思い当たりませんでした。

今日も良いお休みを過ごしてくださいね。

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ハーキマーダイアモンド・ワイヤーラップ

桜も終わるころになると、そろそろ「お、しっかりしなきゃ。」って思う私です。(←今頃?という突っ込みはおいておく)一回りしたなって思います。

Dvc202114月の誕生石はダイアモンド…なんですが、私の財力ではある程度大きさのものは(←触って感触を楽しめる大きさが好き)…一生無理!なので、想像のついている方もいらっしゃるんじゃないかなって思いますが、今日はハーキマー・ダイアモンドを。

ハーキマー・ダイアモンドは、ダイアモンドといっても組成SiO2の水晶(クリスタル)です。ただ、その透明度と特に「照り」がとても強く、普通の水晶と並べて置くとその輝きには違いがあります。本当にピカピカ。普通の水晶の白っぽい感じがないんですよね。(右下↓の写真参照・拡大はできないんですけど、こんな感じに違って見えます)産出するのは、ニューヨーク州のハーキマー地方で、本来このハーキマーで取れたものだけがハーキマー・ダイアモンドと呼ばれます。最近はパキスタンでも似たような両剣で照りの強いものが出ているみたいです。

Dvc20213_3ドリームクリスタル(夢を叶えてくれるクリスタルという意味かと思いますが)と呼ばれているのもこのハーキマーダイアモンド。結晶の過程はちょっと変わっていて、岩がもともと持っていた空洞部分にSiO2の熱水が浸み出して水晶の結晶を作ります。 完全18面体で、傷や内包物がないものは、結構いい値段がしますが、でもダイアモンドにくらべたら…ずーっと手に入れやすい石です。(2000円位からあり。ただ最近は普通の両剣を「ハーキマー」と言っているお店もあるようなので、よーく見て輝きの違うものを扱っているお店を探してくださいね。大丈夫大丈夫。この石は母岩から剥がした痕や内包物があるためか2000円位でした。ミネラルショーとかだったらもっと掘り出しものがあるはず…私6月、12月とも恒例の出張になっているので行けなくて…悲しいわ)

Dvc20212大きさは2cm×1cmくらい。ワイヤーを巻いたペンダントトップになっていますが、全然「さりげなく」ならないので、合皮か何かで長めにコードをとらないと、使えないわー。私はもっぱら眺めるだけになっちゃってますが、ころんとした形がかわいいんです。

この写真ではうまく写っていませんが、何ていうか、ハーキマーは透明な結晶の中は全て鏡張りになっていて、入ってくる光をはねかえして照らしてくれるような、そんな明るさです。

4月の誕生石はダイアモンドとクリスタルということになっているそうです。どちらも透明で光を象徴する輝き。「ダイアモンドが誕生石」って子供のころはうらやましかったなぁ。どちらも白い光、他者をよせつけない輝きが、自立・独立心の強い人のサポートとなってくれそう。

4月のお誕生日の方、おめでとうございます。ハーキマーが取れるニューヨークも私には夢を象徴する街。おぉ、映画みたいね。どうか今年の貴女の夢が叶いますように。

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アメジスト・ブレスレット

今が見頃の桜。桜色も和心を思い起こさせる色だなーって春になるたびに思うのですが、色の濃い、「紫紺」のアメジストも私には和の色。きりっとした色です。海苔の缶っぽい。(偏見だ)

Dvc10328 私は特にコンセプトもなく、綺麗な色と思った石を買って帰ってくるので(もはやカラスと大差ないわー)、そんなに珍しい石はなく、むしろありきたりな石が多いんです。コレクターともいえないんですが、お休みの日とかにぽーっと石を見たりするのがただ、好きなんですよね。

アメジスト、何回か出てきてますが、組成:SiO2、硬度:7、発色の原因は微量の鉄イオンとされています。産地によって、色の感じもずいぶん異なります。これはかなり色の濃いタイプですが、持っているアメジストの中では一番私が好きな色。流行の色ではないんですが、濃さと光を通すバランスがすごく好きなんです。服装をかなり選ぶので、出かけに手首に通す…ことはまずありませんが、時々無性に見たくなる紫。

多分ボリビア・ブラジルあるいはウルグアイあたりかなと思いますが、正確な産地は不明。ビーズとしては値段も安くて手頃なアメジスト。薄い色づきのいわゆる「ラベンダー・アメジスト」も可愛らしいですが、私が見惚れてしまうのは濃い色です。厳かな感じのするアメジストは、カトリックの司教の石としても大切にされました。(シャーロックホームズの短編の中にも、ホームズが大きなアメジストのはまったシガーケースを持っている記述がありましたっけ)

Dvc10330貴重な石だったのですが、最近は特にルースで、美しい合成アメジストが出てきています。もう、全然見分けつかないです。ビーズはそれほど心配しなくても大丈夫だろうと思うんですが、やっぱり処理について明記してくださる業者さんが少ないんですよね。最近はなんだか心配になって雲(カンやキリ)が入っているものを選んじゃいます何かしら人為的な処理がされているものは、やっぱり表記してあればいいのになぁ。(心配する必要のない昔のアメジストを持っていらっしゃる方、大切になさってくださいね)最近は質の良いアメジストそのものの価格が上がっています。前の1.5倍くらい。新しい鉱脈が出れば、また元に戻るのでしょうか。

4月最初の日曜日。桜とともに素敵な休息日になりますように。

P.S. 桜の季節らしい壁紙に変えてみました。(カエルも気にいったので)そして、ブログパーツに「マーリー」を設置しました。すこぉしだけ犬を飼っている気持ちになれちゃいます。映画が終わったら、きっと他のものに変わっちゃうのかなと思いますが(大抵、映画が終わると変わっちゃうし)、愛らしいパーツ。原作の私の評価は☆4つです。

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