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2009年7月

思いがけない所からジャンプしていらっしゃった皆様へ(気まぐれ更新・9)

お友達がサイトを開設し、このブログのリンクを貼ってくださって、ぽちぽちそちらからいらっしゃってくださる方もいるようです。…多分「えっらい所に飛んできちゃった」という所だと思うんです。私は彼女みたいな文才もなくって、しかもこのnicheな趣味って、来てくださった方を二十分にがっかりさせちゃうの確実!

なので、今日はいつもの私の石の話じゃなくて、女の子だったらちょっといいなって思う、アクセサリーの話です。

Dvc00063カテゴリーの「その他」「ブックマーク」の所で、私が時々作るアクセサリーや小物類って実は簡単に作れます。特にピアスについては、市販のものよりもずっと安く作れるので、手先がちょっと器用な方だったら、自分で作っちゃうのがお勧め。私は石好きなので、御徒町やネットでブリオレットを買って、メガネどめのみで、シンプルに作るのが好きです。シルバーのピアスのフックは1ペア100円位として、あとは石を豪華にするもよし、チェーンをぶらさげてみるもよし。私が使うブリオレットは一粒平均200-350円くらいなので、シンプルにぶら下げるだけのピアスをシルバーで作ったら、350×2+100+ワイヤー代で、1000円位で好きなものが作れる計算です。

ワイヤーは、ゴールドやシルバーも使ってましたが、今は専らアーティスティックワイヤーが多いです。ブリオレットには0.28と0.4のワイヤーを使います。

Dvc00064これは一昨日巻いたばかりのコンケーブカットのプラシオライト(グリーンアメジスト)。0.6mmのアーティスティックワイヤーで巻いてます。(普通はワイヤーの端をコイルみたくくるくるするんですが、私はあんまり好きじゃないので、シンプルにしちゃってます)

巻き方はきっと慣れたらすぐできるようになると思うんです。ネットでも説明してらっしゃるところもありますし。資材もネットで調達可能です。(ネットショップがわからないという方はメールくださればお教えしますので、コメントください)

…だからといって、「触れるような大きさの石が好き!」な私の非生産的石集めブログの生産性が向上するわけでは全くありませんが、このブログの中のラフ原石たちが宝石のたまごで、そして石を使って自分で作れるものだと思ったら、このブログも少しだけ楽しめるかなって思いました。楽しんでくださったら幸せです。あ、でも石の特性を知っておくと、石を使ったアクセサリーを作る時には役に立ちますよ。

今日も良い日にしてくださいね。

P.S. グリーンアメジストはブラジル産のアメジストを高温で加熱して作られます。通常アメジストを加熱(350度から500度くらい)してシトリンにするわけなんですが、この産地のものはライトグリーンになります。(アメリカでは極まれに天然のプラシオライトも出るようです)もっとも、今はアメジストも照射で作れるので、その照射で出来たアメジストを加熱したか、照射でグリーンのものを作った…という可能性も高いです。(その場合は、プラシオライトとも呼べないですよね、本当は。)

なので私が集める石とはちょっと違うんですが、ワイヤーワークするなら硬めの石じゃないと割ってしまいそうだったので、今回はお値段も手ごろだったこの石にしました。ただ、これに限らず、熱処理した石はちょっと柔らかそうな…感じがします。気のせいかもしれないけど…。

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モリオン・ポイント

また乙女なお友達には「変な石…」のそしりを免れない、真っ黒い石を。でもこの石、結構人気あるんですよ。私も好きな石です。

Dvc20190今日の石はモリオン、黒水晶。天然の放射線により、格子欠陥ができ、色を吸収するようになった水晶と言われています。(化学ちゃんと勉強しておくんだった…。)スモーキークォーツとどう違うのかというと、「微妙…」なところもあるのですが、個人的には「真っ黒け」で透けないものがモリオンです。が、この石も、下の方はライトを当てると少し透ける部分があります。放射線の当たり具合が違ったのでしょうね。組成はSiO2、硬度も水晶系の7です。

難しい話は置いておいて、放射線で真っ黒けになったのなら…ということで、普通の水晶に放射線をあてまくって作られた人工のものも出ています。(天然のモリオンはあんまり艶々しているのは少ないので、マットな質感で、根元まで黒いものを探せばちょっとした目安にはなるかもしれません…でも現地まで行けない鉱物好きにとっては、きちんとした業者さんが一番の頼りです。いつか行けたらいいなぁ。)

ビーズでは結構お値段がするので原石を買ったのですが、このイタリア産のモリオン、気に入っています。ちょっとついている赤土もまたイタリアらしい。

私は、石の「パワー」についてはわからないし、それをきちんと感じられる人ではないのですが、見た感じ凄く安心。巫女やシャーマンがかつて悪霊払いに使ったといわれるモリオンですが、怖い感じはまったくなくて(むしろ私は透明水晶の方がどきどき)、私にはとっても居心地の良い石。真っ黒い闇の中で、眠りにつくような安らぎを感じます。ただ、もう休みたい時にがっしり握って寝る、寝る、寝る!

Dvc20192 ここしばらく、チベット産のものがよく出てきていますね。真っ黒なものが多いと聞いています。いいなー、ちょっと欲しいなーと思いつつ、既に置き場所のないチェストを見やって頭を抱えている私。うーむ。

さておき、不安を抱えていたり、深い悩みのある人には、この石いいんじゃないかなって思います。力に溢れた石です。

暑くなってきました、夏バテしないように素敵な日曜日にしてくださいね。

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石と過ごす時間(気まぐれ更新・8)

人の心の移り変わりをよそに、いつも石は変わらずにいるんだなー、なんて思うことがあります。

Dvc10332割れちゃったりもするので一概には言えませんが、石の寿命は保存状態さえよければ、人のそれよりずっと長いです。このリングは私が学生の時に、石から選んでセットして、それからずーっと一緒。何度か失くしても、その度にしばらくすると出てきたりして。

スリランカ産のホワイトムーンストーン。今はインド産のものが多く出ていますが、その時はスリランカのものがほとんどだったなー。このリング以外はカボションのものは持ってないんですが、インド産はシラーの目がくっきりでるのが多いような気がします。猫の目のようにはっきり。(インド産のムーンストーンの中には、ペリステライトのものも結構多いんですが、普通のムーンストーンも産出します。青いものは…ペリステライトがほとんどです)

Dvc10334

作った時は、もう「きゃー」という感じに大好きで、それから笑って泣いて、時が経って、あれほど使い倒してるというのに失くさないのが不思議だったなぁ。

石の台の分だけサイズが大きくて簡単に回ってしまうのと、引っかかりやすいので今はいつも持ち歩く鞄についてます。本当は、「ずーっと使うもんね」とかって思っていたのに、その時の気持ちはいつしか変わっちゃってました。頼りにならないなぁ、私。でもその時の自分への約束を守るような気持ちで、そして約束を守ることの難しさを忘れないように、そばに置いてます。

これからどの位の季節を過ごせるのかなぁ。ジュエリー好き、な女性はたくさんいると思うんですが、いつでも石を見れば少し気持ちが明るくなるようなそんな単純な私でいたい、今日この頃です。(←いや、それは絶対心配しなくていいと思う)

良いお休みを過ごしてくださいね。

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セレスタイト・スフィア

料理は好きなので遅くなっても作る日が多いんですが、火を使うと暑いので料理しながら冷蔵庫のビールに手が…。で、さらに悪いことに、酔いがさめて頭痛くなるころがちょうど次の食事を作っている頃で、頭が痛いのを忘れるために、朝起きてビール!…なんたるていたらく。今やっとしっかり二日酔いを味わい、「お酒やめよ」と心に誓う日曜です。(もともと強くないので、あんまり飲んじゃいけないんですけどね)

今日ケースからとってきたのは爽やかなセレスタイト。(あ、石は100均のビーズケースにコットンを敷いたものに保管しています。1ケースに20弱入って、かさ張らないので使いやすいんです)

Dvc20215天上の青という意味の、名前も色も美しい石。組成:SrSO4、硬度3-3.5とかなり柔らかい、少しぶつけただけで白くなってしまう硫酸塩鉱物です。最近はビーズでも出てくるようになったんですが、とにかく柔らかいので少し前はこんな風に丸く磨いたものも珍しかったんですよ。有名な産地はマダガスカルで、青以外にも、白や透明なものもあるんですが、この青が一番知られています。

この青、エンジェライトに似ていると思いませんか?エンジェライトの組成はSrCaSO4、カルシウムが結びついているかどうかで、二つは区別されますが、ま、似たような組成なんです。

セレスタイトの透明感のある青は、本当に涼やか。私はこの石しか持っていないんですが、手を加えていないセレスタイトの結晶は本当に綺麗。硬度が高かったら、アクセサリーにひっぱりだこだったろうなぁ。

もしこれからセレスタイトいいなーと思っている人がいたら、クラスターをお勧めします。磨きじゃない方が、綺麗な石だなと思うので。(時々、ブレスレットでアクアマリンと隣り合わせになっているセレスタイトを見かけますが、私は結構心配しています。だって絶対割れるものー!)ピアスで他の石にぶつからなかったら大丈夫かなぁ。

Dvc20217透き通ったベイビー・ブルー。この石は水にも弱い、とても繊細な石。そのせいか、「セレスタイトが好き」なんていう人がいたら、私は「心根の優しい人」なんだなーって思っちゃいます。いや、あくまでイメージで。

こんな澄み渡る空のような心を持てたらいいなー。(←絶対無理)良い日曜日を過ごしてくださいね。

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ルビー・スフィア

湿り気を含んだ風と曇り空ですが、少しずつ暑くなってきているのが実感できる東京郊外です。エアコンないと辛いなー。既に少し夏バテ気味で、水分沢山とってます。

Dvc20156体力なしの私にも、確かに力をくれそうな(感じがする)この石はインド産のルビーです。組成:Al2O3、硬度9のコランダム。以前ちょっと書いたかと思いますが、コランダムの中で赤いものをルビー、それ以外の色をサファイアとして区別します。このスフィアはインド産。お友達の結婚式に行く途中に見つけ、カードで衝動買いした、赤い石。(←手持ちのお金が少なすぎる…何年社会人やっとるのか)

宝飾品としてのルビーは、絶対採掘量が少ない石。(実際はダイアモンドより少ないんです。ダイアモンドは徹底的に管理されているので、価格維持のため市場に出てくる量が調整されています)このため、ルース・ビーズは加熱、含浸等(鉛ガラスを傷に充填する等)されている場合も多く、人の手が入っていないものは鉱物屋さんでも沢山は入ってきません。

インド産のルビーは透明感はありませんが、触れて楽しむのに十分な大きさ。お店の人に、磨き以外の処理がされていないことを確認して、連れて帰ってきました。(同じタイプのものが結構前から出回っていたので、おそらく無処理かなとは思っていたんですが)

Dvc20154_2情熱の塊のような、素直な赤。コランダムは比重が高い(多分、主要な石の中では一番高かったと思う)ので、直径3.8cmのこのスフィアは手に沈みこむようにしっかりと重みが感じられます。この石、リビングの手にとどくところに置いてあるんです。で、時々これをもてあそびながらお茶やコーヒーを淹れてたんですが、一度、足の上に落っことして、「くーっ…床に落ちないでよかった…」(←石も床も傷つくので)とうずくまってた時は我ながらあほかと思いました。石好きってこれだから。

何かに立ち向かおうとするときに、力を与えてくれる本当に真っ直ぐな色。

ガーネットの赤はどこか暗さを感じさせる部分があるんですが、ルビーの赤はあっけらかんとした、太陽のような明るさです。インドでは宝石の王様のいう名の、「ラトナンジュ」と呼ばれて古来大切にされてきました。(インドの方はイエローサファイアもとても好きみたいです。あれ、絶対何か言い伝えがあるんだと思います。)

7月の誕生日の方、お誕生日おめでとうございます。ルビーは何と言っても丈夫で、アクセサリーにもぴったり。情熱を忘れずに、どこまでも進んでいける一年となりますように。

P.S.誕生石シリーズ。穴だらけながらなんとか12か月終了しましたー。

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旭山動物園(気まぐれ更新・7)

アゲハが終わったら次は動物園か―い!とつっこまれること確実なんですが、先日旭山動物園に行ってきました。緯度が高いこともあって、やはり東京よりは歩いていても涼しさを感じました。で、動物が元気なんです。

今日は、これから暑くなる夏に幾分かでも涼しさと元気を提供してくれそうな写真を何枚かのせようかなと思います。カメラマンが私なので、腕のへたさはどうにもなんないわけで、その点は、も、申し訳ない。

Largaseal1_5ゴマフアザラシ。泳ぐのが速くて、上手くとれなかったんですが、何度もパイプを上下してくれました。

Polarbear2_3ホッキョクグマ、水の中でばっしゃんばっしゃん暴れてました。獰猛な肉食獣ですが、とっても無邪気な感じ。(無邪気だから怖いんだけど。この子絶対大脳ないと思う。)

Penguin3_2そしてペンギン3枚!水の中のペンギンは本当に自由に羽ばたく「鳥」でした。

Penguin1_2私も泳ぎたいなー。

Penguin2_2私の携帯の壁紙になっている一枚。

いつかもう一度行ってみたい動物園。(いや、遠いので難しいかもしれないけれど)

動物好きな私としては、近くにこんな動物園があったら、石をほっぽりだして毎日行ってしまいそうなくらい、素敵な動物園でした。

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ローズクォーツ・ポイント

諸事情あってちょっと北海道に行ってきたんですが、帰ってきてからの仕事が大変でした。疲れもあったんですけど、家につくのが10時過ぎの日が学校も含めて4日もあると、自家ではねむるだけになっちゃいます。週末にはいってやっとぽーっと出来たんですが、はー幸せ。来週も頑張らなくては。

Dvc20145そんなに大きくはないけれど、私の持っている中で一番美人のローズクォーツ。ストレスが強い時、色目の柔らかな石、とりわけこの石には沢山慰められました。「どうしよう」とか不安を抱えた時とか、何となく持ってきて置いてみる石。かといって、沢山自由になる時間があるわけではないので、一休みしたら、グレープフルーツを手でぶるぶる剥いたりして。(←まだ遊んでいるじゃないか)疲れきった人の心が、また動き出すまでに過程があるとするなら、その一番最初の部分を助けてくれる石です。あくまで主観なので、人によっては「別の石のが好き」とかってあるかなとは思います。いや、何も石じゃなくっても、音楽でも、美味しいものでもいいんですが、私にとっては一番身近で簡単。ケースから取ってきて、ただぽこっと置いておきます。

Dvc20147ローズクォーツはもともと、カンやキリが多いので、透明なものはほんのちょっとだけ珍しく(探せばある、というレベル)、思わず触れたくなってしまった石でした。産地はブラジルで、もう少し透明感があったらきっとルースになっていたんじゃないかなと思います。マダガスカル産のものよりは、やっぱりシャープな印象。どちらも綺麗なローズクォーツが採れますが、どちらかと言えば私はブラジル産が好みのようです。組成はSiO2、硬度7。

以前、東京サイエンスを仕事帰りにのぞいたら、女の子が「ローズクォーツって水晶と組成一緒なんだ…」とがっかりしてましたが、この発色の原因はまだ特定されておらず、産地によっても違うと言われています。「がっかりしないで」と心の中で呼びかけちゃいました。ローズクォーツって充分不思議な石。しかも沢山採れて、安いなんて、なんて素敵なんだ。

ところで、アメジストもそうですが、ローズクォーツ、もれなく日光で退色します。ネックレスとかで組んでおいてつけっぱなしにすると、色は薄くなっていっちゃいますので、直射日光は避けてくださいね。(←結構白くなってびっくりした経験あり)誰ですか、私が愛情に飢えているからだ!とかいってる人は!

今日も素敵な日曜日になりますように。

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