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2010年3月

パイナップルアメジスト

また桜の季節を迎え、私も一つ年をとりました…ぐっ。やっと、その日その日を充実させることの意味を知ったような気がします。目指せ「不惑」。(←いや、駄目でしょう)

Dvc00357_2さて、最後の石は、かなり前からこの石にしようと思っていました。パイナップルアメジスト、ブラジルのリオグランデ産です。パイナップルというのは愛称のようなもので、どちらかというと母岩の部分から丸く形造られた、これはハリネズミみたいです。大きさも手のひらにちょうどのっかるくらい。

初めて見たときに、花が咲いたような美しさだなと思い、絶対最後はこの石!とかって決めていました。(フラワーアメジストと呼ばれるタイプのものもあるんですが、何せ私は濃い色が好き)そして、何より、比較的簡単に手に入る、身近な石で締めくくりたかった。

落ち込んだ時、ちょっと元気がなかった時、石が私をなぐさめてくれました。(←弱虫

Dvc003562年半にちょっと足らないくらいでしたが、この小さなブログに来てくださって、本当にありがとうございました。「終わりよければすべてよし!」とは行きませんが、でも何とか毎週さぼらずに続けられたのはみなさんのおかげです。

このブログはこのまま残しますが、あとは時々気まぐれに更新するくらいにしようかと思っています。基本、このブログは一旦終了です。(時々書きたいなって思っているんですが、石のことじゃなくなっちゃうかもしれませんし)

春は旅立ちの季節、みなさまの新しい生活が、喜びにあふれるものでありますように、ずーっとずっとお祈りしています!

2010年3月28日 「石ころ片手にティータイムを」管理人 佑咲

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キャストライト・タンブル

本当は通常更新で…と思っていたのですが、気が付いたらあと一回!、最後の石はもう決めてあるし、でもこの石はどうしても載せたかった。

Dvc00281キャストライト(空晶石)、組成:Al2SiO5、硬度6.5-7.5(水晶系とほぼ一緒ですね)。

この石はアンダリュサイトと言う石の変種です。ちなみにアンダリュサイトは透明で多色性があり、茶色、黄緑色、赤、黄色とさまざまな顔を見せる石。宝飾用のルースで見かけますが、本当に魅力的。ちょっと過小評価されてるんじゃないかと思うくらい。

その中で、結晶系の真ん中に、不純物(といっていいのかどうか)石墨などが十字の形に縦方向に集まることがあり、その十字の形が残るように切り出されたものがキャストライトです。なのでキャストライトをアンダリュサイトと言っても間違いではないのですが、私は十字が出ているのがやっぱりキャストライトと呼ぶべきかな、って思っています。(ちなみに、カイヤナイトとは同質異像、組成は一緒なんですが結晶系が違うんですね。私はキャストライトの方が丈夫でいい!と思っちゃうんですが)

Dvc00280ひっくり返しても同じ十字の模様。金太郎飴みたいな構造なので当たり前なんですが、古の人が不思議な意味を見出したのもうなづけます。私、部屋のあちこちに石を置いたりしているんですが、「あら、あの石どこに置いたっけ?」なんてことは、結構多いんです。(←大体すぐ出てくる)

でもキャストライトが見当たらないと、私パニック。見つかるまで探します。(←馬鹿)なんか安心しちゃうんですね。

そして、キャストライトは、比較的安価で手に入りやすいのもおすすめポイント。写真で見るのもいいけれど、石は触れて楽しみたい私にとって、手に入りやすいかどうかって大事なんです。

新しいことにちょっと尻込みしてしまいそうな時の、私のお守り代わり。

3連休も今日で最後、良いお休みとしてくださいね。

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スギライト・タンブル

この2年のうちに、そんなに好きではなかったのに、増えてしまった石というのもあって、このスギライトのタンブルもその一つです。

Dvc00334スギライト、組成はかなり長く(K,Na)(Na,Fe2)(Li2Fe)Si12O30、の複合鉱物。硬度は5‐6とそんなに硬くないのですが、磨かれると綺麗なつやが出ます。

巷で言われている、世界3大ヒーリングストーン。「ラリマー」「スギライト」「チャロアイト」は21世紀の人の心を癒すための石と言われています。私は、ちょっとひねてたので、「絶対のらないぞ」とかって思っていたのですが、ふと惹かれて買ってきてしまったのが、この南アフリカ産のスギライト。

黒の中に現れる鮮やかな紫。これはそんなにグレードが高い石というわけではないのですが、ヒーリングというより、妖しい魅力を感じます。不二子みたいな(←古いっ!)年上のスタイルのいい美人さん、という印象。

Dvc00335私にはヒーリングストーンという割に、癒されない石、なんですがこのコントラストはモダンアートみたい。そして、不思議と明るい気持ちにしてくれます。

私はコレクターの気持ちで、この石を買ったのですが、スギライトを使ったアクセサリーが人気出るのはわかりますねー。(値段が高いので、私にはこれが精いっぱいになっちゃいそうですが)

今日も良いお休みにしてくださいね。

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クンツァイト・タンブル

春と言えば、ローズクォーツな私なのですが、この石の透明感も春の雰囲気です。

Dvc00070クンツァイト。これはブラジル産のタンブル。組成:LiAlSi2O6、硬度6.5-7と割と使いやすい石ですが、ほんっと退色しやすいので、アクセサリーにはできない石です。(←ほいほい外に出て行ったりするからだ。)

冗談はおいておいて、ローズクォーツも日光で退色しますが、クンツァイトはその比ではありません。15分くらいで紫があっという間にピンクになったりするという、石好き泣かせの石。でもちゃんと、気を使える人なら大丈夫。ルースでも結構見かけます。

一般的には濃い目の色が良いとされる中で、ブラジル産のこの石は色は薄めです。ルースになるような品質ではありませんが、条線が入っているのがクンツァイトらしい所。値段もお手頃だったのでお買い上げとなりました。(パキスタンのものは、もっと色が濃く力強い印象です。)

Dvc00071石に対する印象は様々ですが、クンツァイトという石はみずみずしい感じがします。屈折率が関係しているのかなと思いますが、咲き初めの桜の花びらのような輝き。これはワイヤーラップにちょうどいいなぁと思ったのですが、巻こう!という気持ちになれませんでした。手の中でふるふると震えそうなくらい、生き生きした石。(って変な表現ですが)

それにしても、クンツァイトにしろ、ローズクォーツにしろ、光退色してしまう石というのはやはり見た目も繊細ですね。私も気をつけて取り扱わなければいけないなと思います。(落としたりするんですけどね…)ほんっと反省してます。

今日も良いお休みにしてくださいね。

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石と過ごす時間(気まぐれ更新17)

「加熱か非加熱か」というのは、アクアマリン、特に原石好きにとってはちょっとした問題です。(どちらかといえば、非加熱のものを見てみたい!って思っちゃうんですね。)アクセサリーだったら、色が可愛いほうがいいということにはなるとは思うんですが…。

一応、お店の人にはいつも聞くのですが、よく言われるのが「ブラジル産はほぼ加熱と思った方がいい」ということ。ブラジルに行ったことのない私は、(加熱して青に変えるので)「緑のものが多いんだろうな…」ぐらいに考えていたんです。

と、あるところで、みつけたHP。宝石の買い付けに行く業者さんのページ(QVCっぽい感じが…)の、ちょうど真ん中辺りに「unheated aquamarin」の文字。場所はブラジル。

http://jewelrytelevision.typepad.com/jtv_blog/gemstone-journey/

思わず笑っちゃいました。「ほとんど緑ー!」凄い。(この業者さんのこの紀行ページは写真も多く結構面白いので、好きな方は見てみてくださいね)この緑このままでもいいのになぁ、とマニアは思う。

もちろん、ブラジル以外の産地、パキスタンとかナミビアとかは加熱しなくても十分美しい青のものも採れます。標本は、一時期中国産の物が、加熱されて出たとか聞きましたが、ほとんどは大丈夫なはず。産地によって色がばらつくので、この辺が選ぶ時に悩むところかもしれません。

いずれにしても「ブラジル産はほぼ加熱と思った方がいい」に、ぽんと得心がいった私でした。

Dvc00355 写真は、産地不明のアクアマリン。暫く前にふらっと入ったアジア雑貨店で買いました。(多国籍系の雑貨屋さんて、石好きさんの穴場かもしれません)

きっと加熱されてるアクアマリン。買う前に、いろいろ調べたりしますが、「買った石はみんな好き」が私流。

楽しむ気持ちを忘れずにいたいなって思います。あと、いつかあの緑色に(お財布にやさしい価格で←無理言うな)めぐり合えますように。

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モルダバイト

ひな祭りも無事終わり、あとは桜を待つのみとなりました。(お雛様って結構しまうのに時間がかかるんですよね、仕事から戻ってからの片づけは骨が折れました)春といえば、私にはローズクォーツだなぁって思えるのですが、ちょっと変わった、でも素敵な石を今日は持ってきました。

Dvc00339モルダバイト。組成SiO2(+Al2O3)、天然ガラスなのでちょっとだけ不純物がはいったSiO2といった方がいいのかもしれません。おなじみ、約1500万年前にモルダウ川流域に巨大隕石が落ち、隕石と衝突の際に飛散した地表の物質が隕石と溶け合って天然ガラスとなったと言われるあの石です。(以前「テクタイト」の時に、ビーズがちょっとだけ出てますが、この石ガラスなのに高いんです。)今日は原石。

モルダバイトはチェコ・ドイツおよびその周辺地域で採れますが、多くは飛散した時の影響で、平べったい、タマネギの欠片みたいになっているものが多いです。一度業者さんの所で見た時は、ほとんどが玉ねぎ型!たまたまだったらしいですが、もちろん不定形のアメーバみたいな形でも現れます。

この原石は10gちょっとありますが、厚さは6mm前後。(ほとんどの石は厚みがないのでビーズが採れにくいんです)ちょっと弓なりにそっていて、形がパーフェクト。もともと私はモルダバイトは買うつもりがなかったんですが、惚れこんでしまい「高いなー」と思いながら買ってきた石です。

Dvc00338印象的なボトル・グリーンは、針葉樹の森に差し込む光のよう。

この石を持つと「モルダバイト・フラッシュ」(凄いネーミングセンスだ)なる超常現象が起き、チャクラが開くとか、新しい能力が目覚めるとか、いろいろ言われていましたが、私は全くの凡人なので何も起こりませんでした。でも、この石、好きです。石をみると、基本私はテンションが上がっちゃうんですが、モルダバイトについては、ちょうど心の真ん中の静かな場所に針を合わせてくれるような、そんな印象です。あと、ごつごつとした不思議な触りごごちがよくて。

ところで、「私が買うつもりがなかった」というのは、このモルダバイト、偽物が続出。緑色の天然ガラス、ってだけなので、緑色のガラスを溶かして固めたら…モルダバイトの出来上がりー!なんて業者さんが、出てくるだろうなーと思っていたら、やっぱり。一時は、ビーズがとにかく危なかったんですが、今は原石もかなり危険。表面の皺の部分まで微細に加工されて、モルダバイトとして出ています。で、鑑別に出すとそれだけで3000円はかかるので、その分が価格に上乗せされるという悪循環。以下は、ガラスで人工的に作られたモルダバイトのURLですが、私全然見分けつきません!(サイトでは屈折率の話が出てますが、でもそれだけでは鑑別できないだろうなぁ)

http://meteorite-identification.com/ebay/moldavite07.html

この石もちょっぴり不安を抱えつつ、買ってきました。特に原石は、とても魅力的な石なので、早く安心してモルダバイトが買えるようになればいいなって思っています。(そんなに沢山は出ていないと思いたい…私は明らかに偽物っていうのはオークションで見るくらいです)

今日の東京郊外は、雨。暖かくして良いお休みにしてくださいね。

<プレゼント、ちょっとラッキーな方の発表>

朝起きて、「一通も来なかったらどうしよう…」ってとても心配していたら、何と応募がありました!そして、さらに嬉しかったことが、どの方のリクエストも他の方とかぶっていなかったこと!好きな方に、好きなものをもらっていただきたかったので、それが私にとって一番うれしいことでした。本当にありがとうございます。

で、抽選、なんてことにならなかったので、今日ここでお知らせいたします。

順不同で、沙羅さま・花凛さま・yuyuさま・しろさま・souenさま・Saoriさま・mihuiさま皆様にはこの後、今日中に(だって洗濯したり、お掃除したりしたいんだってばてばてば…)必ずメールにてご連絡いたします。発送は13日(土)を予定していますが、代休が取れたらその日に発送するつもりです。

皆様、本当にありがとうございました。幸せと「感謝!」の念(←あまり余計なことをしないように)を込めてお送りいたします。

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