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キャストライト・タンブル

本当は通常更新で…と思っていたのですが、気が付いたらあと一回!、最後の石はもう決めてあるし、でもこの石はどうしても載せたかった。

Dvc00281キャストライト(空晶石)、組成:Al2SiO5、硬度6.5-7.5(水晶系とほぼ一緒ですね)。

この石はアンダリュサイトと言う石の変種です。ちなみにアンダリュサイトは透明で多色性があり、茶色、黄緑色、赤、黄色とさまざまな顔を見せる石。宝飾用のルースで見かけますが、本当に魅力的。ちょっと過小評価されてるんじゃないかと思うくらい。

その中で、結晶系の真ん中に、不純物(といっていいのかどうか)石墨などが十字の形に縦方向に集まることがあり、その十字の形が残るように切り出されたものがキャストライトです。なのでキャストライトをアンダリュサイトと言っても間違いではないのですが、私は十字が出ているのがやっぱりキャストライトと呼ぶべきかな、って思っています。(ちなみに、カイヤナイトとは同質異像、組成は一緒なんですが結晶系が違うんですね。私はキャストライトの方が丈夫でいい!と思っちゃうんですが)

Dvc00280ひっくり返しても同じ十字の模様。金太郎飴みたいな構造なので当たり前なんですが、古の人が不思議な意味を見出したのもうなづけます。私、部屋のあちこちに石を置いたりしているんですが、「あら、あの石どこに置いたっけ?」なんてことは、結構多いんです。(←大体すぐ出てくる)

でもキャストライトが見当たらないと、私パニック。見つかるまで探します。(←馬鹿)なんか安心しちゃうんですね。

そして、キャストライトは、比較的安価で手に入りやすいのもおすすめポイント。写真で見るのもいいけれど、石は触れて楽しみたい私にとって、手に入りやすいかどうかって大事なんです。

新しいことにちょっと尻込みしてしまいそうな時の、私のお守り代わり。

3連休も今日で最後、良いお休みとしてくださいね。

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