ローズクォーツ・スフィア
私はローズクォーツが好きです。沢山採れて(ショーとかに行くと、むしろ普通の水晶より沢山採れるのじゃないかと思うくらいローズクォーツの丸玉見ます)、綺麗で、価格も安くって、フェイクの心配もしなくて良くて。(オークションで、珪石をショッキングピンクに染めたと思われる「ローズクォーツ」のフェイクを一回見ましたが…すごいな)でも、ほとんどはそんなに心配しなくても大丈夫。
で、沢山採れれば、ちょっと変わり者も出てきたりするわけで、これはちょっとだけ個性的なローズクォーツ。最初から「ローズクォーツ…ですよね?(←値段といい、それ以外考えつかなかった)」と確認してしまったこの石、ピンクはピンクなんですが、なんだか紫がかっています。少しスモーキーが入っているようにも見えるこの石、産地はマダガスカル産。
ローズクォーツは各地でとれますが、いろいろ個性があって、とりわけマダガスカル産では、色の濃いディープローズと呼ばれるもの、ラベンダーと呼ばれるものなどがちょっと高めで取引されています。これはラベンダーってほどでもないので、安かったのかなぁ。実は売れ残ってました。(ローズクォーツといったらピンクなので、それらしくないといったら確かにそうなんですよね。)
この石を買ったのは、ちょうどローズクォーツばかりを集めていた時で、けれどローズクォーツにどこか物足りなさを感じていた時でした。「これ!」というローズクォーツを見つけたいなぁと、それはもう旅人のような気持ちで。
左は普通のブラジル産のローズクォーツと並べてみたものです。や、やっぱり地味かも。この発色の原因はアメジストと同じく鉄分によるもののようです。
その後、私のローズクォーツ放浪は、この写真左のローズクォーツと同じ所でとれたブラジル産ローズで終わりになります。(やっぱり私はブラジル産のものが好きだった…)
ローズクォーツならどれも一緒、くらいに思っていた私ですが、思わぬところでどっぷりはまってしまった石です。(今はこのマダガスカル産のローズは、ここからどこかにお嫁にいくのかなぁという気がしています。)
良いお休みにしてくださいね。
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