ルチルクォーツ

ルチルクォーツ・スフィア

あっという間に12月最後の日曜日になりました。年賀状をまだ書いてない私は、今日の夜から宛名書きします…ひー。

Dvc20158きらきらしたルチルが綺麗な美しいルチルクォーツ。入っている細いルチルは赤みを帯びています。言わずと知れたSiO2、硬度7の水晶の仲間です。ルチルクォーツと言っても様々で、太い黄金色の針が入ったタイチンと呼ばれるものから、ブルー、グリーン(この2つはルチル=「金紅石」が入っているわけではありませんが、針状のものが入っているのでルチルクォーツとしてよく扱われてます。ブラックルチルもエジリンやトルマリンが入ってたりもしますよね。)

これは荻窪のショップで見つけた小さなスフィア。実は心惹かれたその日のうちには買わずに、後日行った時にやはり気になって買ったものです。綺麗に研磨されているので、実際には手に刺さることはないんですが、この勢いのある針がつぼを押してくれそうな。なんだかちくちくしそうな感じでか、可愛い。(←幻覚です)ルチルも小さめだとそんなにお値段しません。

Dvc20164開運のエネルギーがあると言われるルチルですが、どちらかというと私には芸術品。美しい針にルーペで見いっちゃいます。

ところで、今年も何とか無事に週一更新できました。来てくださる方のおかげです、本当にありがとうございました。信心深さは全く足りない私ですが、皆様がよいお年をお迎えくださることを願ってやみません。そして来年が素敵な年でありますように。

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レッドルチル・ブレスレット

今週末はまれに見る最低な週で、土日にもかかわらず翻訳チェックをやらなくてはならず自宅に持ち込んでいます…とほほ。で、さらに、この翻訳が高校生がやったんじゃないかと思うくらい酷いです。英→日の訳なんですが、まず、訳出された日本語がわからない。原文を見ると、「あぁ、そういうことねー」って、そもそも意味あるのか、これ。

で、時々「英文、間違い?」とかって非常に勇気のある発言が書いてあったりするんですが、英文はどう見ても間違ってない。あなたの頭が大きく間違ってるに違いない。

しかも、他社の会社の製品の訳を自分たちのエンジニアの参考用に配りたいからという理由で、うちの会社に訳の依頼を出すわけでもなく、やってですね、「これでいいかチェックして下さい、来週までに」って、井戸の中に逆さに吊るしたくなっちゃうようないい人たちなんです。それを受けるうちの会社にも大いに問題ありなんですけど、全訂正いれるのも失礼だし、時間もないしということで、自分としても納得のいかない仕上がりになりそうです。(明日は我が身なので人のことは言えませんが)あぁ、凄く愚痴が長くなっちゃいました。

11月最初の日は、日曜日。少し暖かみを感じる色で、ルチルクォーツの中で私が一番好きな、レッドルチルのブレスレットです。

Dvc00037ルチルクォーツは、本来水晶の中にルチル(金紅石)が入ったものをいうのですが、ほとんどのお店では、針状のものが入っていれば、ルチルとして扱われています。ルチル「金紅石」は見た目は、まっすぐで銀や赤に光る針のようなもの。きらきらしなかったら、藻のような角閃石が入っているのかもしれません。

で、このレッドルチルを見た時は、「ルチル…っぽくないなぁ」って思ったんです。ふんわりとした針で、優しそうな石。角閃石なんだろうって思っていたのですが、これルーペで見たら、キラキラしているんです。角閃石らしい部分もあるんですが、本当に細いルチルがはいっていました。

Dvc00039別のルチルと比べてみても全く印象が違う、触れても痛くなさそうな針。あたたかみのある石なので、木枯らしが吹き始める今頃になるとちょうど覗きたくなる石です。(可愛らしくて、使いやすい石なのに、あんまりつけることないんですよね。もっと使ってみようかなって思います)

風邪に気をつけて、素敵な日曜日を過ごしてくださいね。

(夜までかかるだろうけど、できるだけ早くチェック終わらせよう)

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ブラックルチル(トルマリン入りクォーツ)・ブレスレット

空が高いなー、って毎年GWを「お掃除週間」にしている私は思います。お天気が良くて、ぽーっとしちゃって、結果あんまり進まなかった…なんてことになりがちなんですが、今年はちゃんとしなくっちゃ。(←去年がどうだったかがよく分かる)

Dvc10127割と涼しげで夏に使いやすいのが、このブラックルチルのブレスレット。水晶に、黒の針状の鉱物が入り込んだものなので、硬度は7とまぁまぁ使いやすい方です。一応、ルチルクォーツの定義は、中に金紅石(ルチル)といわれる本来は赤っぽい鉱物が針状に入っているものがルチルクォーツ。でもこれはおそらくトルマリンが針状に入り込んでいるもの。なので、厳密にはルチルクォーツではありません。が、ぱっと見には、トルマリンやエジリン(←ちょっと針が太めな感じ、あくまで私の印象です。)入りクォーツも、本来の意味でのブラックルチル(金紅石が入り込んでいて且つそれが黒く見えるもの)も区別がつかないんです。少なくとも私は全くわからず。なので「黒い針状の物質」がはいっているのは、たいてい一緒くたに「ブラックルチル」とされています。(金紅石のルチルは光にあたると針がきらきらするので、きらきらしなかったらルチル以外のものが入っているんだろうなって想像するくらいです。)

割と男性的な感じを受ける石ですが、アクセサリーの素材としても面白いです。見た目ほどは服を選ばないし、「金ルチル」ほど他を圧倒しないので(←持っていてもつけられない人)私は好き。

Dvc10128この石は、6-7年前は結構手軽な値段で出ていたのですが、産出量が減ってしまったせいか結構値段が上がってしまいました。石を集めたりすると、タイミングってあるなと思います。(逆に、「あ、この石、ひょっとしてもう出ないかも…」と思ったりすると、買いたくなっちゃったり。)水晶自体はある石なので、また採れるようになるのかなと思いますが、持っている方大切にしてくださいね。

今日も良いお休みとなりますように。そして掃除が終わりますように。(おいおい)

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レッドルチル・ブレスレット

年の瀬も近づき、何だか慌しくなってきました。あれもこれもしなくちゃいけないのに、寒さに動けなくなってしまいそう。そんな師走に底力を与えてくれそうな石を。

Dvc10205レッドルチル。クリスタルに金紅石(二酸化チタン)が入ったものが本来はルチルと呼ばれるべきものですが、一般的には針状の結晶が入ったものをルチルと大まかに言っています。これはその中でも赤ルチルといわれる、金紅石の入ったタイプのものです。(角閃石の入ったタイプのレッドルチルはもっと柔らかな感じで、針は光にきらきらするようなことはありません。)これは赤というよりは、茶色に近いのですが、太陽の光が入ると赤みを帯びているのがわかります。

ルチルの中では私は赤が好きで、思わずみとれてしまうことも。(ルチルクォーツは価格帯も様々で、物凄い値段のついたものを時々見かけますが、採掘量は結構多いはず。いろいろ探して納得のいくものを買うのをおすすめします。個人的には安めの石と感じるくらいです。上のブレスレットは6mmを32個使ってます)

Dvc10204 先週のインカローズとは違い、肉体疲労に!といった感じの力強い赤。生命力を意味するそうで、そこからか夫婦和合・子宝にもいいと言われています。(←この辺は中国でもてはやされてきた感じが良く出てるなーと思います)一言で赤ルチルといっても、色の感じはオレンジっぽいもの、赤銀(光に透かすと銀がよく見える、針の細いものも綺麗です)、赤のほわほわしたかんじのもの、と様々です。

個人的には、ブレスレットにしてあっても、ルチルは見て楽しむ事の多いクリスタルです。太陽の光が入っている所が一番好き。今日が晴れていて良かった。角閃石ルチルはまた違った趣ですが、金紅石の入った(正統派?)ルチルは秘めた強さを感じさせるので、むしろ自立してお仕事を持ってる女性にぴったりかなと思います。

ところで、今年も最後の更新となりました。ブログに来てくださった方、本当にありがとうございます。お身体に気をつけて、是非是非、素敵な年をお迎え下さい。All the best for 2009!

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ミックスルチル

先週「雪が降らないあたたかい冬ですね」なんて書いたのに、火曜日には東京でばっちり雪となりました。降ってくる雪の美しいこと。寒さをしばし忘れて、窓から眺める景色を懐かしいような想いでながめました。雪深い地域に住んでいる方には、雪は生活の障害・危険ともなることがありますが、一面を真白に変える美しく冷たい雪は人の心に安らぎをもたらし、悲しみを癒してくれるようにも思えるのです。

さて、ブログを書き始めて困っているのが写真です。私の撮影機材と言えば、携帯付属の3Mのカメラのみ、画像修正なし載せているので、ひとつの石に対して条件を変えて2-3枚撮り、実物の印象に近いものを選んで載せています。そして、思ったとおりの色に写らないこともしばしば。

けれど、このミックスルチルは本当にそのままに写りました。実物との差がほとんどなく、実物もとても可愛らしいブレスレットです。これは一連980円で仕入れて、好きなビーズを選び、ブレスレットにしました。ルチルクォーツのイメージと言えば、刺すような印象を感じるのが多いのに、これはオレンジと黄色の細い針が柔らかな印象で、今の季節にもぴったりな温かみを感じさせます。

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アクセントになっているのはブラックルチル(トルマリン入りクォーツ)のビーズ。針の数が少ないので、ブラックルチルというよりは、トルマリン入りクォーツと言ったほうが良いのかもしれませんね。このブラックのビーズは本当に格好よくて素敵です。今はブラックルチルの透明なものは市場になかなか出てこないそうですが、見つけたらその美しさを堪能したいなーと思っています。

ルチルは金色のものが金運、銀色のものが精神的な防御、赤系統のものが恋愛・子宝、青系のものはインスピレーション、緑系のものは健康、黒のものは仕事等によいそうです。どれもマイナスのエネルギーから守ってくれ、意外にどんな服にも合いますよ。

追伸:本来ルチルクォーツとは、水晶の中に金紅石(きんこうせき、と読みます。2酸化チタン)が針状に入っているものをいうそうです。光に透かすと、きらきらと金属的に光ります。このため、光に透かしても金属的に光らないトルマリンやぽわぽわした角閃石が含まれているものは、厳密にはルチルクォーツではないことになります。一般的には、水晶の中に「針状のものが含まれているもの」をルチルと分類しているようです。上のブレスレットは、本当にまちまちで、金属状にきらきらした輝きを見せるものと、そうでないものが一緒になって入っています。このブログではカテゴリーを一般的な分け方で分けてみました。

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