アンバー(琥珀)

アンバー(琥珀)・タンブル

一年ほど前に、「実はプラスチック樹脂製の偽物買っとりました」の記事を書いたことがあります。本物の琥珀を、装飾品ではなくていいので見てみたいという思いと、どうやったら簡単に見分けられるのかと思い、ちょっとインターネットで探してみました。

よく出ているのは、「プラスチック樹脂製」のもの、「再生琥珀(アンブロイドとも言われます。琥珀片などを溶かし、再度固めたもの)そして、「コパール(コパルとも言われます。)」この3つが多いようです。プラスチック樹脂製のものは、熱くした針を目立たない所にさしてみると、プラスチックの溶ける匂いがします。

Dvc10399_3琥珀は太古の木の樹液が固まったもので、一般的には数千万年の前のものを言うそうです。では、コパルとは何かというと、その樹液が固まってから、まだそれほど時間の経ってないもの(っていっても50万年位は経っているものが多いようですが…)、高分子化、架橋化が十分には進んでいないもの。なので、構造的には琥珀よりは安定でないということになります。でも両方とも木の樹脂は、樹脂。

で見分け方?と、いろいろ見てみると、あるわあるわ。熱した針を刺すほかには、「飽和食塩水に浮く」「欠片をなめてみる(海外のサイトに多かった…)」「中の虫で見分ける(実はこの方法が一番確実とききましたが、、、虫苦手です)」「紫外線に当てる」とかありましたが、お手軽に試せそうだなと思ったのは「アセトン(エチルアルコール・シンナーでも可)」をつけるというもの。ねばねばしたり、しみになったりすれば十分に高分子化が進んでいない=コパル(またはアンブロイド)という理論です。

アセトン…マニキュアリムーバーだ。今はアセトンフリーのものもあるので、古いタイプのものを持ってきて、実は鉱物店から購入したこのドミニカ産琥珀にかけてみました。(←馬鹿です。絶対に真似しないで下さい。)結果は、溶けない、ねばつきも…大丈夫。十分に高分子化していると思われるので、どうやら出所はちゃんとした琥珀らしいです。

Dvc10397ただ、この情報を集める間に、ものすごい記事を山と見てしまいました…。アクセサリーとして出回っているものはほぼコパルとか(耐久性そのものは確かにほとんど琥珀と変わらないんです)、琥珀のサンスパングルは焼きを入れて作り出すとか、色を濃くするために「焼く」「揚げる」とか(揚げないでーsweat01←もはや悲鳴)、グリーンアンバーはオートクレーブ加圧で作るとか、コパルや再生琥珀は熱を加え圧縮すると強度が上がるとか、エカテリーナの琥珀の間も再生琥珀が多いとか、もうありとあらゆる加工の方法があって、その量たるや、もう掘り出しただけの琥珀なんてないのかもと思うくらいです。。。この琥珀も、色は濃い目って、「ひょっとしたら揚げてあるかもー!」(←もう病気。古いものとのことなので経年変化で色が濃いと思われます。鉱物標本は何も揚げなくてもいいだろう)なわけで、考えると具合が悪くなりそうなので、以降琥珀はあまりこだわらずに楽しむことにした私でした。。。琥珀は大好きなんだけどな。

朱まではいきませんが、落ち着いた紅茶色。光に透かすととても美しい色です。(小さいせいもあるのですが、母にはかつおぶしに見えるようです…はぁ。)大事に眺めて楽しむことにしました。

Dvc10342こっちの黄金色はニュージーランドアンバー、上のものに比べてかなり柔らかく、コパルに属するものと思われますが、手で暖めるとすっとするメンソール系の香が楽しめます。(琥珀の香は、元の木によって違います。上はマメ科の木のものらしいので、あまり香りがしません。木によって色も違うそうです。)

何だかコパルも好きになった日曜日です。

P.S. いつもは朝の9時前後に写真をとったり、仕事に行く前やお休みにあらかじめ取っておくのですが、記事をあげた後から晴れ始めたので、上の2枚のドミニカ産琥珀の写真はさっき撮り直しました。太陽の光が入らないと濃い目の琥珀は魅力がなくなってしまうかなって。(…普段は鰹節見たいとも言える)下のコパルは土曜の午後に撮ったため、光の入り具合が少し柔らかです。

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アンバー(琥珀)

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水曜日から金曜までの3日間、帰宅が10:00過ぎの日が続き、気のすすまない仕事に久しぶりに胃が痛くなりました。本当にうなってましたもん。久々のストレスアウトでまた石を買ってしまったのですが、こんどは逆に「石に依存してるかも…」と心配に。何かに依存することは本当に簡単だなって思います。

石を集めると心配なのは、「フェイク」じゃないかということ。実はこの琥珀、とっても綺麗で趣があるのですが、レジンのフェイクです。sweat01

購入した時は、アクセサリー感覚もあって買ったのですが、そのうちに質感が少し違うかなと感じ始めました。ライターで熱くした針を目立たないところに刺してみると、プラスチック製の樹脂のにおい。ちょっとがっかり。もともと琥珀は、火のそばにおいて香りを楽しんだり、火にくべて香りを楽しんだり薬効を期待したりしたものなので、あぶると松ヤニのような、ちょっと爽やかな甘いいいにおいがするものなのです。

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今は、人工樹脂の他にロジン(松脂)をつかった人工琥珀、アンブロイド、コパルがでています。これを見分けるのはとても難しいので、石の効果を期待してこれから購入を考えていらっしゃる人は充分注意してください。

石(厳密には石ではありませんが)の効果としては金運!って言われてますが私はこの石のもつ何ともいえない温かみがとても好きです。(←これは偽者なんですけどね…)もともと植物の化石なので、私の好きな木のエネルギーを沢山もっているのかも知れません。

暖かい暖炉の火のそばで、揺り椅子に揺られながら、琥珀を火にくべてみる…なんて昔は今では考えられないような贅沢な部分があったんですね。そのことを考えると、なんとなくゆったりした気持ちになります。やっと日曜日の気持ちに。(どうしようかなと思ったのですが、この指輪については、フェイクなのでわかっているのでGalleryにアップしません。気に入っているので、今はキーホルダーのチャームにしています)

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