ジェダイト(翡翠)

いつも腕にあるのは(気まぐれ更新・31)

月愛でる9月も半ばなのに…暑いっ。私は水だしアイスティーをかなりの量飲むんですが、今年は茶葉を買いに行くのが追いつかないくらい。お気に入りはG-CLEFのローズペコと無農薬のダージリンで、「早く出ない(抽出されない)かなぁ」と今も待っているところです。

Dsc00377_1オペロンゴムのブレスレットは使いやすくて良いのですが、いつも手元に置くには少し心もとなく、普段はぶんぶん使っても大丈夫な翡翠のバングルが手首に納まっています。

翡翠のバングルは本当に安いものから、高いものまでピンキリ。これは去年の誕生日のプレゼントに頂きました。あんまり高いものって、欲しいって言えないのと、誕生日を覚えてくれている人がいるだけで、幸せ。落ち着いた針葉樹の色です。

実は、いつも身につけているこのバングルを一時期つけなくなった時がありました。それは、タイのオフィスに行った時に、このバングルの10倍はすると思われる透明感たっぷりの素敵な翡翠のバングルをしている同僚がいたから。(タイは新興国で、急激に豊かになっていること、私の勤めている会社は欧米系の外資なので、彼らは現地ではかなりのエリートで一般の人と比べると収入もいいんです)

Dsc00378_1それはもう、すごく見劣りがするので、恥ずかしくなってしまったんです。でも、よく考えたら、人に贈ってもらえたというだけで、素敵なことなんですよね。その人の気持ちがうれしいわけで。

で、それからは「そんなに良いものじゃないけれど、気にいってるの」ということにしています。それに、このバングルは丈夫、丈夫。水仕事もそのままできちゃいますし、うっかり皿にぶつけると皿が割れます。(←面倒くさがらず、外しましょう。)

翡翠のバングルはサイズも重要です。私は手が小さいので、この52mmかもう少し小さくても良いくらい。気にいってもサイズがない!ということもよくあります。(緩いものだと、落として割ってしまうリスクがあるので個人的にはサイズが合うのを優先させます。)あと、通信販売で買う場合は、実際の石は×0.6くらいの美しさだと思いましょう。翡翠輝石といわれるだけあって、暗めの場所では特に写真うつりが良い石なんです。

翡翠は中国での富裕層、中間所得層がこぞって買うこともあって、今はかなり高騰していますが、値段だけではない楽しみ方もあるはず。その石がいいなと思った時の、最初の気持ちを持ち続けられますように。Dsc00400

3連休、良いお休みになさってくださいね。

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翡翠・ブレスレット

あついー。元気ですか。毎年のことなのに、私はもう溶けそう。排水溝へ流れそう。えーと、何人かの方に、「○○ちゃん(←ここには私の名前が入ります)ってば、ブログだとおとなしくって礼儀正しくって、全然違うっ!」とご指摘を頂いております。確かに、実生活の方がもっと活動的ではねっ返りです。恐らく、書き言葉の「です。ます。」で書いているのがその理由かなと思うのですが、口語で文章を書けないのよー。(←書けてるじゃないか)

何回か書き直すうちに、「です。ます。」になってしまうので、ちょっと堅苦しい感じがしたらごめんなさい。出来るだけ丁寧で、でも親しみを感じてもらえるように努めます。実際は、社会人ぎりぎりのラフな格好で出勤し、しょっちゅう忘れ物をしていて、VBAのコードが書けずにイライラ、珈琲を豆を挽いて淹れるのに生きがいを感じ、いつも元気(でありたいと思っている)なfemaleです。そしてもちろん、趣味が石集め。

Dvc10042 さて、ここに載せているのはほぼ私の私物ですが、今日は涼しげな白の翡翠を載せたくて、母から借りてきました。前にも少しだけ書きましたが、私は白の翡翠が大好き。これは私がとても気に入っていた白で、引越しを機に母にお守りにプレゼントしました。(上の写真ではすこし光って写っていますが、実際は下の写真のようにすこぉしだけ緑がかっているもの等があります)

翡翠の魅力は写真ではわかりにくいですが、磨かれた翡翠は、あさつゆのように潤んで静かに光ります。あと独特の透明感があるんです。

Dvc10039 組成:NaAlSi2O6、硬度は6-6.5と並ですが、「靭性」という複雑に絡まった繊維状構造のため、割れにくい石です。乱暴な私も、未だ割ったことなし。(インカローズと水晶は割ったことあり)

翡翠はヒスイ輝石という成分を含むものからなりたっており、こんな感じの白のヒスイはヒスイ輝石から、緑色のものはこのヒスイ輝石にチタンを含むオンファス輝石が加わって出来ています。輝石と書くことだけあって、夜の採掘場では、わずかな光にヒスイが蛍のようにほうっと光るそうです。はー、見てみたい。

私は大好きな翡翠なのですが、母にはちょっと重いようで、あまりつけてくれません。でも私に気をつかったのかどうか、色とひんやりとした質感は気に入ったといってくれました。翡翠よりも優しい母に助けられてるかも。

今日が素敵な日曜日となりますように。

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翡翠・12mm

ブログを書くようになって、他の方の素敵な石のサイトを見せていただく機会も増えました。そして自分のサイトが平凡であることを改めて認識。(本当に、凄い石を持っている方が、それも沢山いるんだもん。)私のコレクションなんて鼻息で飛んじゃいそうで、恥ずかしいです。集めた石は、ちょっとその辺にあるご近所さんの石ばっかりなのですが、それはそれは気のいいご近所さんばっかりなので、気楽に覗いていってくださいね。

今日は翡翠です。といっても高いものではありません。一番高いものはろうかんと呼ばれ、水が滴るような、透明感に溢れた深緑のもので、爪の先ほどで「○○○万円」します。(私のコレクションが、全部で10セット、いや20セット以上買える!←もういい)これは、ブレスレットを買った時のおまけで頂いたもの。ブルーグレーに、薄く緑が流れるようにちょっとだけ入っています。

Dvc00005 うるうるしたところが、何となく春の雨に似ているかなと思いアップしました。知っている方も多いと思いますが、私の生存を確かめにブログに来てくれているありがたい何人かの友達のために書くと、翡翠にはネフライト(軟玉)とジェダイト(硬玉)の2種類があり、一般的に本翡翠とされているのは産地が限られているジェダイト(硬玉)です。色は、青みがかったもの、ラベンダー、薄緑、深緑、赤、黄色、白とさまざま。財運を呼ぶというのが一般的に言われているようです。個人的には、ラベンダー色をのぞいては、日本人に良くなじむ石と感じています。

Dvc00006 硬度は6.5-7で、水晶と同じ程度ですが、靱性(じんせい)という繊維がからみあったような構造をしているので、とても丈夫。実は透明感にこだわらなければ、そんなに値段がはる石でもありません。

下の写真は、同じ石をちょっと前にとったもの。上の写真は光源の反対側から撮っているので、上手く取れなかったのですが、よく磨かれた翡翠は光に潤んで本当に綺麗。こんな翡翠にふさわしい女性になる…道のりは遠い。

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