セレナイト

セレナイト・タンブル

残暑お見舞い申し上げます。私はお墓参りを終えて、一息つく間もなく仕事です。夏ばてしないようにしなくっちゃ。

さて先日、銅の磨き剤を買うためにユザワヤへ行き、帰りしなにアクセサリーパーツのコーナーへ寄ったところ、知らない間に石がいっぱい…。わー。ブレスレットやペンダント、スフィアやエッグなどガラスケースに入ったものまで。石屋さんと違うのは、一般の人でも知っているような有名な石が中心ということですが、広さもあって、なかなか見ごたえがあります。流行っているのかなーと思いながら、思わずくるくる。

Dvc10061 そして、何か涼しげな石がないかなーと思っていた時に見つけたのがセレナイトです。セレナイト(透明石膏)、組成:CaSO4・2H2O、硬度:2。さすがにアクセサリーパーツにはなっていませんでしたが、取り扱い要注意な石。モース硬度2の基準石となっている石で、爪で傷がつくとても柔らかい石です。(実際には石ひとつひとつで、若干のばらつきもあり)水につけておくと、ぐにゃーとしてきます。

実はこのセレナイトという石で、私は「あぁ、石膏って鉱物資源なんだ」と知りました。ギプスとか、美術の授業で使う像とか。それまで、セメントみたいに合成している人工資源とばかり思っていた(←人工でも作れます)んです。で、ちょっと調べてみたら、エジプトのアラバスターの壷も石膏でした。そしてこの石膏の中で無色透明のものをセレナイトと呼んでいます。ちょっと見難いですがこんな感じに繊維の感じを残しているのは「繊維石膏」と呼ばれていて、それとの対象として菱餅のような形に結晶した、本当に水晶のように透明なものもあります。(透き通ったものの方が市場に出ている数は少ないです。)

Dvc10062 凛とした涼しげな光が走る石。ギリシャの月の女神セレーネが語源といわれていますが、確かに月の光のよう。

個人的には、4年ほど前の映画「i-Robot」に出てくるロボット、サミーのような印象の石です。(あぁぁマニアでごめん)ちょっと捕らえどころがなくって、びっくりするほど軽い不思議な石です。お値段はとっても安くて、偽者の心配もほぼしなくて大丈夫。組成が同じでも、デザートローズ(砂漠のバラ)等、全く違う形のものも出ています。これを同質異像といいます。ちなみに、ここから二水和物(2H2O)が抜けると、CaSO4の硫酸カルシウム、以前紹介したエンジェライトになります。(化学も面白いけど、ある意味ロマンが台無しsweat01

今日が皆様にとって素敵な夏の日となりますように。

追伸:休みにかまけて1日何もせずに過ごしたのですが、その時に「マナ・カード」のブログパーツを見つけました。ライラの冒険のブログパーツがサービス終了してしまったようなので、代わりに設置。気分転換に占ってみてください。(「マナ」は私のお友達の娘さんの名前でもあり、ハワイ語で生命力を象徴する言葉。いい名前つけたなーって思います)

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