カルセドニー

ブルーカルセドニー・フラットドロップ

どうして2月になってからの方が寒いのでしょうか。なぜ残業は2月になってから増えるのでしょうか。(愚痴らない!)とっぷり日も暮れて、終バスで帰る冬の夜空からぴかぴかの一等星が降ってこないかなぁ。でも本当に降ってきたらアルマゲドンだなぁ。(←いまいちロマンチックな想像に向いてない)

2月になってからお友達から「本当にやめちゃうの?」という暖かいメールを頂くようになりました。本当にありがとうございます。ただ、本当に石の数が足りなくって、難しくなってしまったんですね。なので今は、1)定期更新は3月末で終了、2)その後気まぐれ更新で、1年ほど残そうかなって考えています。でも石が好き、な気持ちは、変わらないはず!あと少し、頑張ります!

で、お休みの日に、私は石を使ったアクセサリーを作ったりして遊びます。(頑張ってないじゃないか)

Dvc00249が、作ろうかな、って思うより前に、その石の魅力に見入ってしまうことも。この石もそんな石で、もともと製作用に買ったのに、ちっとも製作できてない!本末転倒なフラットドロップです。

ブルーカルセドニー、SiO2の言わずと知れた潜晶質の鉱物。染色されやすい石なんですが、この石はナチュラルのナミビア産。ビーズになったのが奇跡のような、宝石質の石です。(多分ルースだったら、私が気軽に買える値段ではなかったと思う。)

ぷっくりとふくらんだ、半透明の優しいブルー。私にはそれだけで、至福の気持ちで、作っちゃうのがもったいなくて、いつも眺めて終わってしまいます。

Dvc00250ビーズと言えど、宝石質のものは本当に綺麗。なかなか侮れない存在です。

風邪などひかず、今日もよい一日にしてくださいね。

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ピンクカルセドニー・ブレスレット

真夜中に、エアコンの前に立ちすくむ私。暑いなー。夏の間は、青系の石を中心に…と思っていたのですが、さすがに青ばっかり載せてもつまんないかなと思ったので、今日は私の好きなカルセドニーを。

Dvc10288ピンクカルセドニー。組成:SiO2、硬度6.5-7。何回か書きましたが、石英の目に見えないくらい小さい、微細な結晶が集まって固まったものです。カルセドニーのこのもやっとした優しげな感じが好きなんです、が、微細な結晶が集まってできたものなので、とっても染まりやすいんです。よくお土産物屋さんとかである、鮮やかなピンクや緑、青などのコースターは染めたものが多いので、私としてはちょっと考えちゃいます。(もちろん気に入ったら良しとしちゃいますが)

この石を買った当時は、とにかく染めじゃないもの、処理されていないもの、が欲しかったんですね。で、普通に買うより高くなってしまいますが、非加熱と記載のある業者さんから買いました。(カルセドニーは加熱しても色が濃くなります。)

Dvc10283色は本当に薄くって、一見「ホワイト」とも思えてしまう色なんですが、左のホワイトカルセドニーと並べてみると、ほんのりとピンクがのっているのがわかります。マダガスカルローズクォーツと雰囲気は似ていますが、カルセドニー特有のとろんとした印象で、区別が付きそう。今は、オーナメント用途なら「染め」でもいいかなって思うようになりましたが(でも染めは染めと明記してくださるのを希望)、こんな優しい色の方がやっぱり好きなようです。

染めに対する考え方はいろいろあると思うんですが、自分が納得できるお買いものにしたいですよね。私は、無処理のものが好きですが、用途によっては処理が入っていてもいいと思う方です。(ナチュラルのブルートパーズをアクセサリーに…なんてしたら、退色が怖くて使えないし。コレクション用途ならナチュラル推奨)

Dvc10285このピンクの発色の原因はなんだろうなーなんて考えているうちに、とろんとした色に誘われて私は眠くなります。ある意味すごいヒーリング効果。宝石療法というのがあると聞きましたが、こんな風に眠くなるのだろうか。(←違います

先週は仕事が忙しかったので、今日はぽーっとしたいなー、って思いつつ、ルーペで石をのぞいてみる日曜日です。(実はカラーフィルターを購入したので、それが届くのも少し楽しみなんです。)

良いお休みとしてくださいね。

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カルセドニー(ブルーカルセドニー)

夜も今頃はちょうどいい温度で、ついつい仕事帰りに歩き回っちゃいます(学校のない日のみ)。新しい文房具を買いたくなる季節、私は一そろい色鉛筆を買いました。私は基本一日しかお休みがないので(←仕事は土日はお休みなんですけど、母が料理ダメなので、食事当番で。)、お絵描きをして遊ぶなんて時間がとれるのはいつになることやら。

Dvc20061 今日はトルコ産のブルーカルセドニー。カルセドニーに関しては、処理されているものが多いので、無処理と明記してあるものを選びたいなと思っているのが嵩じて、ごろっとした原石を買ってしまいました。(こういう色でルースだとちょっと高いんです。)大きさは3cm×3cm×4cmくらい。SiO2で硬度は6.5-7前後。2年くらい前に買ったもので、ルートによるんでしょうが、同じ石は、同じ時期に出回ります。

私の持っているカルセドニーの中では透明度が一番低くて、ぱっと見エンジェライトに見えるような青なのですが、やっぱり透明感をたたえています。「ある」ではなくて「たたえている」という感じがぴったりくるような。石そのものは透明では全くないんですが、透き通ってしまいそうというか…うーん私もそんな女の子になりたかった(私のイメージは透明感ゼロ、原色:赤。←友人談)空がその果てにある宇宙を感じさせる青とでもいうのでしょうか。

Dvc20062何にせよ、私の憧れを掻き立ててやまないペールブルー。

エンジェライトは真珠光沢ですが、カルセドニーは石英質なので、磨けば綺麗に光るはず。ちなみにこういった透明でない、カルセドニーなどを磨いて得られる光沢は「脂肪光沢」といいます。(←もう少し良いネーミング希望)琥珀やトルコ石は、「樹脂光沢」でほとんどの透明な石は「ガラス光沢」。但し、ダイアモンドや、白鉛鉱みたいにギラっとして屈折の高いものは「ダイアモンド光沢」といわれます。

そうそう、先週書こうと思っていて忘れちゃいましたが、BASARA(なぜ、アルファベット?)ううん、「バサラ・婆娑羅」はもともとはサンスクリット語で、「ダイアモンド(vajra)」を指していたそうです。気がついてもいいはずなのに、最近まで思い当たりませんでした。

今日も良いお休みを過ごしてくださいね。

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カルセドニー(ホワイトカルセドニー)・ブレスレット

東京は梅が満開。梅は香りが楽しめるのがうれしくて、ついついお散歩したくなっちゃいます。(きちんと剪定された梅が植えてあるお家があるのですが、梅が見たくて飛び上がったら、お家の人と目が合って朝から笑われちゃいました。)

Dvc10263 さて、私一時期カルセドニーにどっぷりでした。カルセドニー、組成:SiO2、硬度:6.5-7。以前(11/30の記事などで)書いたかと思いますが、カルセドニーは水晶と組成は一緒です。何が違うかと言えば、カルセドニーは「潜晶質」といって目に見えないほどの小さな水晶の結晶が集まったもので、水晶は目に見える形で結晶がわかるもの。要するに、水晶らしく形になってるものが水晶で、そうでないものがカルセドニーです。(クォーツァイトはちょっと違って、もともとは水晶としてできたものが、風化しちりとなったものが川底などにたまり、温度と圧力が加わって再度固まったものだそうです。なので、クォーツァイトも結晶はおそらく見えないんだろうなと思います、あくまで想像ですが。鉱物用ルーペでは解像度が足りなすぎて見えないので。)

私は、ぱっと見て透明でなく、ぼんやりとした曇りがあるものをカルセドニーなのねーと理解しています。(かなり大雑把ですが、だってそれ以外にどうしたらいいというのだ)が、このぼんやり、はんなりとした光がなんとも気に入ってしまったのです。ちなみに、カルセドニーに縞が入っていればアゲートです。

Dvc10264 真珠ほどには真白ではなく、優しい色。質感は違いますが、見た目はシラーが出ないことを除いてはこのホワイトカルセドニーはムーンストーンにそっくりです。(質感は違います)このおっとりとした感じが気に入っていくつか集めてしまうことになるのですが、実はこの石は小さな結晶の寄り集まりなので、目には見えないけれど、小さなすきまがたくさんあります。そして、そこに簡単に染料が入り込んでしまう、とっても染めやすい石なのです。一応、天然の色目のものを集めたのですが、ひょっとしたら染められてるかも…という疑念がぬぐいにくいのもこの石。こだわる!、という人はルースを買ったほうがいいかもしれません。

白いカルセドニーは精神安定に良いそうです。のーんびりしちゃいます。良い日曜日となりますように。

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