石と過ごす時間(気まぐれ更新・8)
人の心の移り変わりをよそに、いつも石は変わらずにいるんだなー、なんて思うことがあります。
割れちゃったりもするので一概には言えませんが、石の寿命は保存状態さえよければ、人のそれよりずっと長いです。このリングは私が学生の時に、石から選んでセットして、それからずーっと一緒。何度か失くしても、その度にしばらくすると出てきたりして。
スリランカ産のホワイトムーンストーン。今はインド産のものが多く出ていますが、その時はスリランカのものがほとんどだったなー。このリング以外はカボションのものは持ってないんですが、インド産はシラーの目がくっきりでるのが多いような気がします。猫の目のようにはっきり。(インド産のムーンストーンの中には、ペリステライトのものも結構多いんですが、普通のムーンストーンも産出します。青いものは…ペリステライトがほとんどです)
作った時は、もう「きゃー」という感じに大好きで、それから笑って泣いて、時が経って、あれほど使い倒してるというのに失くさないのが不思議だったなぁ。
石の台の分だけサイズが大きくて簡単に回ってしまうのと、引っかかりやすいので今はいつも持ち歩く鞄についてます。本当は、「ずーっと使うもんね」とかって思っていたのに、その時の気持ちはいつしか変わっちゃってました。頼りにならないなぁ、私。でもその時の自分への約束を守るような気持ちで、そして約束を守ることの難しさを忘れないように、そばに置いてます。
これからどの位の季節を過ごせるのかなぁ。ジュエリー好き、な女性はたくさんいると思うんですが、いつでも石を見れば少し気持ちが明るくなるようなそんな単純な私でいたい、今日この頃です。(←いや、それは絶対心配しなくていいと思う)
良いお休みを過ごしてくださいね。
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